海外FXのトレードの練習にはどういう方法があるでしょうか。今回は、海外FX初心者におすすめトレード練習ツールについて解説します。
海外FX初心者におすすめトレード練習ツールとは
トレード練習ツールとは
を言います。
膨大な過去チャートを記録したシミュレーションツールを利用すれば
- 好きな過去に戻って
- その時のチャートを分析しながら
- トレード戦略を構築して
- 実際にどうなったのか?早送りで確認できる
ツールとなっています。
FX初心者は、デモ口座や少額のトレードで練習する方法もありますが、どうしても
「デイトレードでは、1日1回、2回しかトレード機会がなく、経験値を積むのに時間がかかる」
というデメリットがあるため、トレード練習ツールを使うことで
メリットがあるのです。
- 現状のチャートを分析する
- トレード戦略を立てる
- 実際にポジションを持つ
- 決済する
という一連のトレードの流れを、「早送り」しながら、スピーディーに体験して、経験値を積めるのが海外FXのトレード練習ツールなのです。
海外FX初心者におすすめトレード練習ツールの特徴
今回は、AXIORYの提供する「fxSimulator」を利用しながら、説明していきます。
特徴その1.過去のチャートに戻ってトレードができる
トレード練習ツールでは、そのツールが保持している過去データの期間分、過去に戻ってトレードが可能です。
例:fxSimulator
2016年1月11日以降であれば、指定可能となっています。
5年前に戻ってトレードをすることが可能です。
特徴その2.「再生」「早送り」が可能
日時を指定すると、その指定した日時のチャートが表示されます。
過去チャートとは言っても、指定した日時に戻れば、その日時以降のチャート推移は見えないため、過去に戻った未来がわからない状態でトレードを体験することが可能になります。
例:fxSimulator
2016年1月11日 8:30分のチャートデータです。
「再生」を押すと、時間が経過します。
「早送り」を押すと、時間が倍速で経過します。
2倍速
4倍速
8倍速
16倍速
32倍速
64倍速
まで早めて、時間経過・チャート推移を追うことが可能です。
また、ローソク足単位で「前に進む」「後に戻る」ことも可能です。
倍速の早送りができることで、トレード戦略の結果をすぐに知ることができるのです。
特徴その3.「エントリー」「決済」が可能
通常のトレードと同じように「ポジション」をもって、時間経過とともに損益を確認することができます。
例:fxSimulator
- 成行注文
- 指値注文
- 決済逆指値
- 決済指値
でのエントリー・決済が可能です。
保有ポジションは
- 通貨ペア
- 数量
- 取引種別
- 開始時刻
- 始値
- 決済逆指値
- 決済指値
- 価格
- コミッション
- スワップ
- 総利益
- 利益
が表示されます。
時間を経過させれば、損益も変動していきます。
特徴その4.「テクニカル分析」が表示可能
トレード練習ツールでは「テクニカル分析」の表示も可能です。
例:fxSimulatorで使えるインジケーター
- ストキャスティクスオシレーター
- 移動平均 収束/拡散
- ボリンジャーバンド
- アベレージトゥルーレンジ
- 商品チャネル指数
- 指数移動平均
- 線形加重移動平均
- 単純移動平均
- ROC
- Williams %R
- 一目均衡表
- 相対力指数
- アルーン
- マスインデックス
単純移動平均の表示
ボリンジャーバンドの表示
一目均衡表の表示
特徴その5.チャート上に「図形」表示可能
図形を引くことが可能
- 線
- 長方形
- 楕円形
- 矢印
を引くことができます。
- 水平線(レジスタンスライン、サポートライン)
- チャネルライン
- レンジのボックス
などを引くことでトレードが可能になります。
また、フィボナッチレベルが利用可能です。
フィボナッチリトレースメント(Fibonacci Retracement)を引くことが可能です。
特徴その6.無料で利用できる
多くのトレード練習ツールは無料で、簡単な登録のみで利用することが可能です。
例:fxSimulatorの利用手順
手順その1.AXIORYのウェブサイトに行く
口座の種類 | ナノ口座/MT4/ECN |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.30 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 0.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 0.60 |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
約定力 | 約定率:99.97% スリッページ平均:0.039pips 約定スピード:202.42m/sec |
最低入金額 | 2万円相当 |
手順その2.無料登録する
登録フォーム
- 名前
- 姓
- メールアドレス
- パスワード
- 電話番号
- 利用規約の同意
を入力して「利用を開始ボタン」をクリックします。
名前や電話番号などは、架空のものでも、問題なく利用ができました。
手順その3.ログインする
メールアドレスと設定したパスワードでログイン可能です。
会員登録後は、ログインしなくても、自動的にログイン状態になり、fxSimulatorが利用できます。
海外FX初心者におすすめトレード練習ツールのメリット
メリットその1.すぐにトレード戦略のテストができる
デモ口座やリアル口座でトレードを練習するとなると
1日4回しかトレード機会のないデイトレードのトレード手法を採用してしまったら、1日4時間パソコンに張り付いても、年間50回程度しかトレードはできないです。
1年間で50回分のトレードの経験値しか貯まらない
ということになります。
トレード練習ツールを利用すれば
- 採用するトレード方法のエントリータイミングまで、時間を早送りしながら探せる
- してから結果が出るまで、時間を早送りできる
のですから、5分あれば1回のトレードが完了します。
1日4時間パソコンに張り付いていれば
1日で48回分のトレードの経験値を貯められる
のです。
普通
- どのトレード手法が結果が出るのか?
- どういうタイミングでエントリーすべきか?
- どういうタイミングでエグジットすべきか?
FX初心者は、練習回数を積まないと、なかなか経験値が貯まらずに「負ける期間(赤字の期間)」が長引いてしまうのです。
メリットその2.チャートの推移を直感的にとらえることが可能になる
実際に過去のチャートを見ながら
早送りをして、チャートの推移を追いかけることで
「どういう時に、どういう風に、チャートが動くのか?」
為替変動・チャートのクセやパターンというものを体感して、身に着けることができます。
儲けているプロのトレーダーほど、チャートとにらめっこする期間が長く、理論とは別に体感の中で、チャートのクセやパターンが染みついているのです。
これを「最大64倍速という早送りで体験できる」というのは、トレード練習ツールの大きなメリットです。
メリットその3.完全に無料で時間制限もない
デモ口座も、仮想のお金で無料でトレードできる口座ですが
デモ口座は、練習というよりは「その海外FX業者(海外FX口座)の使い勝手をお試しするための口座」という位置づけになります。
そのため、「1カ月のみ利用可能」という利用制限があるなど、練習用に使い続けることができるツールではないのです。
海外FX初心者におすすめトレード練習ツールのデメリット
デメリットその1.心理的負荷は体験できない
- リアル口座で、自分のお金がかかった中でのトレード
- 練習ツールで、負けても全くお金が減らない状態でのトレード
では「心理的負担(心理的負荷)」が異なります。
損失が大きくなれなるほど、
「負けを取り戻すためには、2倍のポジションでトレードするしかない。」
というように「心理的負担(心理的負荷)」がかかり、あらかじめ決めていたトレードルール通りにはトレードできないケースは少なくありません。
トレード練習ツールで勝率の高い、稼げるトレード手法を見つけたからと言って、リアル口座で実際に自分のお金を賭けてトレードしたら、勝てなくなる可能性があるのです。
デメリットその2.使えないインジケーターも多い
基本的にインジケーターは利用できるようになっていますが、MT4/MT5(メタトレーダー)にある何万というインジケーターと比較すると、数は少なく、利用できないインジケーターも少なくありません。
トレード練習ツールの活用法
手順その1.利用したいトレード手法を決める
まずは、「自分がどういうトレード手法を利用したいのか?」を決める必要があります。
「どういう戦略で行くのか?」まずは、直感でも構わないので、決める必要があります。
この時のポイントとしては、トレード練習ツールで利用できるインジケーターを利用したトレード手法でなければなりません。トレード練習ツールで使えないインジケーターのトレード手法は、再現することができません。
参考トレード手法
手順その2.過去に戻って、トレード手法を試す
基本的にトレード手法を試す回数としては
- 10回:データが少ない
- 20回~30回:ある程度の精度
- 40回~60回:十分な精度
と考えるため、40回~60回を目安にトレードをテストする必要があります。
トレード練習ツールであれば、5分で1回のトレードは可能になるため、4時間あれば十分に一つのトレード手法の成果を知ることができます。
手順その3.複数のトレード手法で結果の良かったものを採用する
1日4時間あれば、一つのトレード手法の結果
- 勝率
- 収益
を確認することができるはずです。
1カ月(20日)あれば、トレード手法20個をテストすることが可能です。
20個のテストしたトレード手法の中から
- 最も収益の高いトレード手法
- 最も勝率の高いトレード手法
- 自分が使いやすかったトレード手法
を、メインで採用するトレード手法として、選択します。
ポイントとしては、メインで採用するトレード手法は一つだけでなく、2、3個は候補を持っておくべきです。
トレード手法にも、流行り廃りがあり、時代の流れで通用しなくなる可能性やリアル口座で機能するトレード手法が異なる可能性もあるからです。
手順その4.選んだトレード手法をカスタマイズしてより精度を高める
採用するトレード手法が決まったら
- エントリータイミングを変えてみる
- エグジットタイミングを変えてみる
- 他のテクニカル分析と併用する
- 別の通貨ペアでトレードしてみる
など、試行錯誤を繰り返すことで
トレード手法を自分流にカスタマイズすることが可能になります。
この作業をPDCA(仮説 → 実行 → 分析 → 改善)と言いますが、PDCAを回しながら、精度を高めることで、より勝率・収益性の高い自己流のトレード手法にカスタマイズできあmす。
ポイントは、エントリーごとにトレードノートをつけなければ「何が結果が良かったのか?」「何が結果が悪かったのか?」把握することができません。
トレードノートを付けることをこころがえましょう。
手順その5.リアル口座で試してみる
ここまでくれば、あとは実践あるのみです。
リアル口座でしか体験できない「心理的負担(心理的負荷)」がありますが、結果が出なくても、トレード手法・戦略の通りに忠実にトレードを実行することをおすすめしおます。
おすすめのトレード練習ツール
AXIORY/fxSimulator
口座の種類 | ナノ口座/MT4/ECN |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.30 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 0.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 0.60 |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
約定力 | 約定率:99.97% スリッページ平均:0.039pips 約定スピード:202.42m/sec |
最低入金額 | 2万円相当 |
ThinkMarkets/ThinkTrader
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