【海外FXトレードツール】OANDAオープンオーダー・ポジションで市場参加者のポジションの傾きを把握して勝率を上げる

man
「よくFXの本で市場参加者の意図を読めって言われてもどうすれば良いのか?わからない。」
「テクニカル分析だけではなかなかFXトレードの勝率が上がらない。」
・・・

という投資家の方も多いかと思います。今回はテクニカル分析やファンダメンタルズ分析とは別軸でトレードの勝率を上げる「OANDAオープンオーダー・ポジション」というトレードツールを紹介します。

目次

為替予測は市場参加者の動向を把握することで予測できる!

市場参加者とは

個人投資家や機関投資家、仕手筋、投機筋、実需筋など、外国為替証拠金取引(FX)市場に参加して売買をしている方全員を指します。

では、問題です。

concierge
「市場参加者がドルは上がるから『買い』だ。」と思っていたら、ドル/円相場は上昇するでしょうか?
man
「そりゃ、上昇するでしょ?みんな『買い』なんだから。」
concierge
いいえ。そうではないのです。
  • 市場参加者:ドルに対して強気

だとしても

市場参加者のほとんどがドルのポジションを持っていない状況であれば

→ 我先にと「ドル買い」が入り、ドルが上昇、上昇トレンドに乗っかる市場参加者も増えるため、さらに上昇する

という形で為替レートは上昇します。

市場参加者のほとんどがドルのポジションを持っている状況であれば

→ 「ドル」を買う人がほとんどいないため、徐々にここが天井だと思って売る人が増える、一旦、高値から落ち始めると我先にと「利確」の「売り」に入るので

為替レートは下降・急落します。

concierge
結局、市場参加者が「ドルに対して強気」だからと言って為替レートが上昇するものではなく、そのときの市場参加者の「ポジションの状況」によって、為替レートの動きは変わってくるのです。
市場参加者:「ドルに対して強気」かつ「買いポジションをほとんど持っていない。」

→ 為替レートは上昇する

市場参加者:「ドルに対して強気」かつ「買いポジションをほとんど持っている。」

→ 為替レートは下降する

のです。

もし、市場参加者が乗るシーソーがあったら、「どちらに市場参加者のポジションが傾いているのか?」実はこれが為替レートの予測をする上で非常に重要な要素なのです。

いくら、テクニカル分析で「為替レートが上昇する」というサインが出ていたとしても、現実的に市場参加者がすでにポジションを持っている状態であったら、為替レートが上昇するどころかちょっと経てば我先にと売りはじめるので、急落がはじまってしまうのです。

テクニカル分析のサインだけを見ていれば

man
「あぁー、また『だまし』食らっちゃったよ。」

となってしまいますが、市場参加者のポジションの傾きを知っていれば

man
「テクニカル分析では『買い』サインが出てるけど、もう買うやついないし、これは『だまし』だな。」

と回避することが可能になります。

もっと言えば、チャートを見ていなくても、市場参加者のポジションの傾きが分かれば

となるのですから

concierge
傾いていたポジションが下落するタイミングを狙って「売り」で入れば、大きく儲けられる可能性があるのです。

FXトレードでは

  1. テクニカル分析
  2. ファンダメンタルズ分析

という「2つの分析方法しかない」と思っている方には、この「市場参加者のポジションの傾き」を知るトレード分析は、第三の方法となるはずです。

市場参加者のポジションの傾きを知る方法

実は「市場参加者のポジションの傾き」を知る方法にはいくつかあります。

方法その1.電子取引所取引の板情報

  • 海外FX → ECN口座(電子取引所取引)
  • 国内FX → クリック365

が取引所取引ですので、リアルタイムに市場参加者のポジションの傾きがわかります。

Axiory cTrader」のトレード画面

欠点

  • 取引所の規模が小さければ、世界全体の市場参加者のポジションの傾きと動向が違う可能性がある。
  • 板情報は注文の情報のみ

方法その2.FX会社独自の板情報

外為どっとコムの板情報

外為どっとコムが提供する「外貨ネクストネオ」で取引をしているトレーダーの注文や売買状況、保有しているポジションが表示されます。

欠点

  • 取引所取引よりも規模が小さく、いちFX会社の顧客の動向なので、参考にしにくい。

方法その3.シカゴIMMポジション

シカゴIMMポジションとは

通貨の先物取引情報であり、機関投資家などのプロの投資家のポジションの傾きが反映されます。

欠点。

  • データの反映が遅く、デイトレードレベルでは利用できない
  • 機関投資家のみの情報

と、「市場参加者のポジションの傾き」を知る方法はあるものの、色々な欠点があるのが現状です。

そこで、おすすめするのが

OANDAオープンオーダー・ポジション

です。

OANDAオープンオーダー・ポジションとは

OANDAとは

1996年にアメリカ合衆国のデラウェア州にて設立された会社で、1995年、世界で初めてインターネットを利用した無料の外国為替レート情報の提供を開始した会社です。 1997年には法人向けの外国為替レート提供サービスを開始し、現在ではそのサービスを利用する企業は世界中で75,000件を超えます。

  • データベースへのアクセスは1日100万件以上
  • 法人向けの外国為替レート提供サービス:75,000件
  • 米国ではFXトレードの20%超のシェア

世界展開

  • OANDA Japan 株式会社(日本)
  • OANDA Corporation (米国)
  • OANDA Asia Pacific Pte. Ltd (シンガポール)
  • OANDA (Canada) Corporation ULC (カナダ)
  • OANDA Europe Limited (英国)
  • OANDA Hong Kong  (香港)
  • OANDA Australia (オーストラリア)
  • OANDA India (インド)

OANDAオープンオーダー・ポジションとは

世界中にいるOANDAグループ顧客の「未決済注文」「未決済のポジション」の情報をグラフ化したもの

https://www.oanda.jp/analysis/forex-order-book.php

オープンオーダー

未決済注文 (未決済の指値注文/逆指値注文)

オープンポジション

未決済のポジション

OANDAオープンオーダー・ポジションが「市場参加者のポジションの傾き」を知る方法としてベストな理由

  • OANDAグループの顧客数が多い ≒ 世界中の投資家の動きに近い
  • 更新時間は20分毎と他のツールよりも更新のペースが早い
  • ポジションと指値注文の両方が分かる

点にあります。

  • 板情報 → 注文情報のみ
  • シカゴIMMポジション → 1週間ぐらい更新に時間がかかる
  • 外為どっとコムの板情報 → 取引のデータの母数が少ない

と他の方法には欠点があり、OANDAオープンオーダー・ポジションが「市場参加者のポジションの傾き」を知る方法としては突出したレベルにあるのです。

OANDAオープンオーダー・ポジションの見方

オープンオーダー

オープンポジション

OANDAオープンオーダー・ポジションの活用方法

オープンオーダーの活用方法

オープンオーダーの場合

  • 【左上】「売り指値注文」=新規注文
  • 【右下】「買い指値注文」=新規注文
  • 【右上】「買い逆指値注文」=損切り
  • 【左下】「売り逆指値注文」=損切り

です。

  • 「新規注文」が多く貯まっている価格帯に差し掛かれば → トレンドが伸びる
  • 「損切り」が多く貯まっている価格帯に差し掛かれば → トレンドが反転する

ということになります。

目安としては

「新規注文」が1.0%を超えて突出しているグラフの場合

→ その価格帯に順張りで「指値注文」

「損切り」が2.0%を超えて突出しているグラフの場合

→ その価格帯に逆張りで「指値注文」

オープンポジションの活用方法

オープンポジションの場合

  • 【左上】「含み益がある売りポジション」:利確するか?利益を伸ばすか?悩んでいる層
  • 【右下】「含み益がある買いジション」:利確するか?利益を伸ばすか?悩んでいる層
  • 【右上】「含み損がある買いポジション」:損切りをギリギリ耐えている緊迫感のある層
  • 【左下】「含み損がある売りポジション」:損切りをギリギリ耐えている緊迫感のある層

です。

  • 含み益がある市場参加者の動き → 予想しにくい
  • 含み損がある市場参加者の動き → 予想しやすい
多くの投資は、損失限定するためにストップロス注文を設定している可能性が高く、機械的に損切りするので「含み損がある市場参加者の動き」の方が予測しやすいのです。

そのため

「含み損がある買いポジション」:「含み損がある売りポジション」を比較し、ボリュームの多い方の「損切り」が発動される可能性が高いと考えるのです。

【右上】「含み損がある買いポジション」の方が大きい

→ 為替レートは下降する

【左下】「含み損がある売りポジション」の方が大きい

→ 為替レートは上昇する

このケースであれば

売りポジションの市場参加者は「含み益」「含み損」とも拮抗していますが、買いポジションの市場参加者は、ほとんどが「含み損」を抱えています。112.8円を切れば、これがさらにくっきりします。

買いポジションの市場参加者の「損切り」の売り圧力が強いため、より為替レートは下がる可能性が高いと考えられます。

両方組み合わせてシナリオを構築する

  1. 「買いポジション」の参加者はほぼ含み損を抱えている
  2. 「買いポジション」の参加者は112.5~112.8近辺に「損切り」を設定している
  3. 112.5~112.8の「損切り」が発動すれば為替レートはさらに下降することが予想される
  4. 111.00では「買い」指値が入っているので、反転する目安

【シナリオ】

  • 112.8で「売り」指値を入れて111.0の手前で利確する

テクニカル分析と同時に「市場参加者のポジションの傾き」を見ればさらに精度が上がる

検証

上記のシナリオと同じタイミングの「日足」のチャートを見てみると

  • 上昇トレンドから下の雲を突き抜けているので反転のサイン
  • 3本の移動平均線(20MA、50MA、100MA)が揃って下降トレンドに入る
  • 雲も上にできている
concierge
→ 下降トレンドができはじめていることは間違えない。明確な下降トレンドとは言えないが、市場参加者のポジションの傾きから見ると「売り」が優勢であることは間違えないので「だまし」ではないだろう。

と判断することが可能になります。

実際に2万通貨「売り」でエントリーしてみました。

1日後

シナリオの読み通りに、112円後半に設置されていた「ストップロス」が狩られて、レートが急降下しました。

12975円の儲け(2万通貨で約70pips)

このような考え方ができるのが、OANDAオープンオーダー・ポジションを活用して「市場参加者のポジションの傾きから、トレードをする」手法なのです。

ストップロスが狩られたため、オープンオーダーの形も変わっています。

ちなみにOANDAは「MT4」のインジケーターとしてオープンオーダーの情報をチャートに重ねて確認できる「OANDAオープンオーダーインジケーター」を提供しています。

確かに便利であることは間違えありませんが・・・

  • 入金条件:20万円以上
  • 取引条件:10万通貨取引

というハードルがあるため、無理に利用する必要はありません。

OANDA Japan

concierge
ウェブブラウザやスマホで「OANDAオープンオーダー、オープンポジション」を見ながら、MT4と併用すれば済む話です。この方法であれば無料で活用できます。

まとめ

為替予測では「市場参加者の動向を把握すること」が重要

市場参加者が「ドル」に対して強気だったとしても、為替レートは上昇するとは限りません。

市場参加者:「ドルに対して強気」かつ「買いポジションをほとんど持っていない。」

→ 為替レートは上昇する

市場参加者:「ドルに対して強気」かつ「買いポジションをほとんど持っている。」

→ 為替レートは下降する

というように「ポジションの傾き」によって、為替レートがどう動くのか?は大きく変わってしまうからです。

「ポジションの傾き」を知るツールには

  • 外為ドットコム
  • くりっく365
  • 海外FXのECN口座の板情報
  • シカゴIMMポジション
    ・・・

など、数は多くありませんが、いくつかはあるのです。

しかし、どれも欠点があり、市場参加者のポジションの傾きを知る方法としてベストなのは「OANDAオープンオーダー・ポジション」なのです。

OANDAオープンオーダー・ポジションは

  • 世界中の投資家のトレード情報であること
  • 20分ごとに更新されること
  • 「ポジションの傾き」と「未決済の注文」の両方が見れること
  • 無料で見れること

というメリットがあり、市場参加者のポジションの傾きを知るベストな選択肢となっているのです。

OANDAオープンオーダー・ポジションの活用法は

オープンオーダーの場合

「新規注文」が1.0%を超えて突出しているグラフの場合

→ その価格帯に順張りで「指値注文」

「損切り」が2.0%を超えて突出しているグラフの場合

→ その価格帯に逆張りで「指値注文」

オープンポジションの場合

「含み損がある買いポジション」:「含み損がある売りポジション」を比較

【右上】「含み損がある買いポジション」の方が大きい

→ 為替レートは下降する

【左下】「含み損がある売りポジション」の方が大きい

→ 為替レートは下降する

というのが基本です。

テクニカル分析と組み合わせたり、自分の中のトレード手法を編み出したり、市場参加者のポジションや指値注文を知ることで、色々なトレード戦略に発展させることができます。

concierge

是非、現在の自分のトレード手法の勝率を上げる、だましを回避するためにも、「OANDAオープンオーダー・ポジション」を活用してみることをおすすめします。

また、「市場参加者のポジションの傾き」を常に見ていると、チャートの動きでも、「市場参加者のポジションの傾き」が予想できるようになってきます。トレードスキルを伸ばすためにも、「OANDAオープンオーダー・ポジション」は有効なのです。

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