海外FXでしっかりと利益を出すためには、FXトレードノートの活用が必須と言っても過言ではありません。今回は、海外FXで稼ぐためにFXトレードノートが必要な理由と稼ぐためのFXトレード活用法について解説します。
海外FXで稼ぐために「FXトレードノート」が必要な理由
海外FXに限った話ではありませんが、もっと言えば、FXトレードに限った話ではありませんが
トレードの記録を付ける
ということが、FXの収益性を安定的に高めるためには必須のものと考えます。
また、多くの億単位で稼ぐ投資家は、まず間違えなく、を何らかの形でトレードの記録を残しています。
その理由は下記にあると考えます。
理由その1.PDCAサイクルを回すためにはデータが必要
PDCAとは
PDCAというのは、ビジネス用語で
- Plan = 計画
- Do = 実行
- Check = 評価
- Acrion = 改善
の頭文字をとったものです。
ビジネスの生産性を上げるためには、このPDCAサイクルを回しながら、サービスや業務を改善していくのが良いとされています。
これは、そのまま「FXトレード」にも当てはめることができるのです。
FXトレードノートに記録を付けていなければ
- Plan = 計画(仮説を組み立てる・自分の利用したいトレード手法を作る、選ぶ)
- Do = 実行(トレードをする)
というところまではできても
- Check = 評価(トレード結果がどうだったのか?検証する)
- Acrion = 改善(そのトレード手法をどうやって改善するのか?)
の「検証」「改善」フェーズができずに、PDCAを回すことができなくなるのです。
「検証」「改善」がなければ、FXトレードのスキルが上がらず、収益性が一向に向上しない状態になってしまいます。
理由その2.「記録を付ける」という行為がエントリーの意識レベルを上げる
FXトレードに「記録を付ける」時には
- 採用するトレード手法
- エントリーの根拠
を書かなければなりません。
当然、根拠のないタイミングでエントリーしてしまったら、FXトレードノートには何も書けなくなってしまうのです。
だからこそ、エントリーのときには
「エントリーの根拠は、しっかりとあるのだろうか?」
「エントリーの仮説は、きちんと立てられているのだろうか?」
と、今一度、自問自答することになります。
FXトレードノートを書かない人の
「根拠が薄いけれども、エントリーする」
「感情に影響されて、エントリーする」
という無駄打ちがなくなるメリットがあるのです。
理由その3.マネーマネジメントができる
FXトレードで稼ぐためには
- 勝率の高いトレード手法の確立
- マネーマネジメント
の2つの要素が、両立できている必要があります。
マネーマネジメントには、いろいろな考え方がありますが
- 目標設定
- 1日の予算
- 1週間の予算
- 1カ月の予算
- 1回のトレードできる回数
- 1回のトレードで持てる取引数
- 最適な損切レート
などを決定して、常に自分のトレードがマネーマネジメントのルールに即しているかどうか?を自分でチェックしなければなりません。
FXトレードノートを付けていないと
- 銀行の口座残高
- FX業者の残高
- MT4の履歴
だけで、マネーマネジメントをしなければならず、圧倒的にデータが不足し、管理が煩雑になってしまうのです。
理由その4.ABテストができる
ABテストとは?
FXトレードで言えば
- トレード手法:A
- トレード手法:B
を、ほぼ同じ条件でトレードして、どちらの勝率・損益が良かったのかを比較して、「最終的にどちらを採用するのか?」をジャッジする方法です。
理由その5.適切な損切タイミング、利確タイミングが見えてくる
採用したトレード手法で、毎日トレードして、FXトレードノートを付けていれば
- 仮説(どこまで為替レートが伸びるかの想定値)
- 結果(実際に為替レートがどこまで伸びたか?)
のすり合わせを日々行うことになります。
採用したトレード手法で
- 最適な利確タイミング
- 最適な損切タイミング
が見えてくるのです。
理由その6.自分の勝ちパターンが見つかる
- PDCAを繰り返し
- ABテストを行いながら
- 無駄なエントリーを排除し
- 最適な「利確」「損切」タイミングを見つける
ことができれば
おのずと「自分の勝ちパターン」が見えてきます。
そのために「FXトレードノート」を付けるということは、必要不可欠なのです。
FXトレードノートに記録すべきこととは?
前述した通りで、FXトレードの収益性を安定的に高めるためには
- Plan = 計画(仮説を組み立てる・自分の利用したいトレード手法を作る、選ぶ)
- Do = 実行(トレードをする)
- Check = 評価(トレード結果がどうだったのか?検証する)
- Acrion = 改善(そのトレード手法をどうやって改善するのか?)
の「PDCAサイクル」が重要になります。
FXトレードノートで記録すべき情報は
仮説
- エントリー根拠
- エグジット根拠
- 利確目標
- 損切ライン
実行(トレード結果)
- 通貨ペア
- トレードのロット数
- エントリー日時
- エントリー価格
- エントリー売買区分(ロング・ショート)
- エグジット日時
- エグジット価格
- エグジット売買区分(ロング・ショート)
- 損益
- チャート貼り付け
評価
- 考察(結果、どうだったのか?どういう問題があるのか?良かった点・悪かった点)
改善
- 考察(今後、どうトレードを改善すべきか?)
です。
この情報がトレードごとにわかれば、「PDCAサイクル」を回すことが可能になります。
マネーマネジメント
マネーマネジメントを成立させるためには
- 現在の資産額
- 今月の目標値
- 今月の予算、今週の予算、今日の予算
- 現状の予算消化率
- トレードルール(トレード手法、最適な損切ライン、最適な取引量)
が重要になります。
これらを抑えることで
- 「PDCA」で高めた収益性
- 徹底したマネーマネジメント
が両立され、トレードの収益性が改善されます。
FXトレードノートは、アナログが良いか?オンラインが良いのか?
FXトレードノートを付ける方法として
- アナログのノートに書く
- オンラインサービスに記録する
という2つの方法があります。
どちらにもメリットデメリットがあります。
アナログのトレードノートに書くメリット
- 書き込むことで体に染み込む
- 書く項目に決まったフォーマットがないため、比較的自由に書ける
アナログのトレードノートに書くデメリット
- 書くのに時間がかかる
- トレードごとのデータを簡単には集計できない
- トレード手法ごとのABテストなどはできない
- 移動中などに書くことはできない
- 過去の情報の検索がしにくい
オンラインのトレードノートに書くメリット
- スマホがあればいつでも時間を問わずに書ける
- 「書く」よりも「打つ」方が早い
- 自動的に集計してくれる(期間別の対比、トレード別の対比)
- ABテストができる
- 過去のトレード情報を検索しやすい
オンラインのトレードノートに書くデメリット
- 「打つ」方が簡単だからこそ、脳にインプットされにくい
- 「打ち」込む内容は、ある程度フォーマット化されているので、フォーマットにはまらない情報を書くスペースがない
筆者がおすすめするのは
オンラインでFXトレードノートを付ける方法
です。
- データの集計が自動的にできる
- 期間別、トレード別などのABテストができる
- アナログのノートよりも時間がかからないので、その分、仮説立案や検証に時間をかけられる
ことが理由です。
海外FXトレードでは、よりFXトレードノートがより重要!?
国内FX業者のトレードプラットフォームであれば
- 比較的レポート機能が充実していること
- 日本人向けのサービスなのでわかりやすい
ため、トレードノートもつけるべきですが
メモ帳アプリやevernoteで、テキストのみを記入するだけでも、利用する国内FX業者が1社であれば、それほど困ることはありません。
しかしながら、海外FXの場合
- 複数の海外FX業者を併用することが多い
- MT4が基本なので、トレード結果の情報が見にくい
- 国内FX業者とは違って、レポートも見にくい、情報が少ない
というデメリットがあります。
だからこそ
なのです。
おすすめのオンラインFXトレードノート
海外FXプロでリリースしている「FXトレードノート」であれば、前述した機能が網羅されています。
トレードの記録
注目フラグ
エントリー情報
- 通貨ペア ※必須
- ロット数(1ロット=10000通貨) ※必須
- 採用したトレード手法 ※必須
- 売買区分 ※必須
- エントリー日時 ※必須
- エントリー価格 ※必須
- 利確目標
- 損切ライン
- エントリー根拠
- エントリー時の画面1
- エントリー時の画面2
- エントリー時の画面3
決済情報
- 決済日時
- 決済価格
- 損益(円)
- 損益(pips)
- 決済根拠
- 決済時の画面1
- 決済時の画面2
- 決済時の画面3
考察・レビュー
- タイトル
- 内容
損益の自動計算
- 損益の推移
- 損益データ
- 資産総額(円)
- 総損益(円・pips表示)
- 利益(円・pips表示)
- 平均利益(円・pips表示)
- 損失(円・pips表示)
- 平均損失(円・pips表示)
- 期待利益(円)
- 総取引回数(回)
- 総取引量(ロット)
- 平均取引量(ロット)
- 勝率(%)
- 買いポジション(勝率)(%)
- 売りポジション(勝率)(%)
- 勝ちトレード(回)
- 負けトレード(回)
- 分けトレード(回)
- 平均保有期間(分)
ABテスト
- 期間ごとに損益をトップページやグラフで管理する
- トレード手法ごとに損益をトップページやグラフで管理する
ぜひ一度、使ってみることをおすすめします。
FXトレードノートとともに使うべきおすすめの海外FXツールはこちら
「FXトレードノートは、海外FXでなぜ必要なのでしょうか?」
「FXトレードノートの活用法を教えてください。」