【海外FXトレード手法1週間検証ブログ】移動平均線のみのレンジ相場トレード/勝率83.3%、+21.1pips勝

海外FXトレード手法検証ブログでは、ハイレバレッジトレードができる海外FXで「稼げる可能性の高い」トレード手法、トレードテクニックを実際に1週間テストしてみて、どのくらいの勝率になるのか?どのくらいのpipsが稼げるのか?を実際にトレードをしてみて、検証する海外FXブログです。高い勝率のトレード手法があれば参考にしてください。

検証したトレード手法の概要

今回は「移動平均線」のみ利用したシンプルなトレードです。ただし、トレンド相場ではなく、レンジ相場で機能するトレード手法となっています。

移動平均線の特徴

移動平均線とは

過去○日の終値の平均値を線グラフで示したもの
  • 短期線:5日移動平均線、9日移動平均線、25日移動平均線
  • 中期線:52日移動平均線、75日移動平均線
  • 長期戦:200日移動平均線

があり、今回のトレード手法では

  • 62EMA(赤)
  • 200SMA(青)
  • 800SMA(黒)

の3本の移動平均線と

利益確定の目安に使うサブの

  • 144EMA(緑)

の1本の移動平均線を利用します。

トレンド相場ではきれいに

移動平均線とは
  • 62EMA(赤)
  • 200SMA(青)
  • 144EMA(緑)
  • 800SMA(黒)

と数字の大きい順(小さい順)に並ぶのですが、

レンジ相場ではこの順番が並び変わることが頻繁に起きます。

移動平均線とは
  • 200SMA(青)
  • 62EMA(赤)
  • 144EMA(緑)
  • 800SMA(黒)

これは、トレンドが終了し、ローソク足の動きに敏感に反応する62EMA(赤)だけが反応し、反応の鈍い200SMA(青)や800SMA(黒)は、まだ反応していないときに発生する動きです。

今回のトレード手法は、この状態から、また通常のトレンドの状態(正しい、移動平均線の並び)になろうとする力を利用したトレード手法です。

移動平均線のみのレンジ相場トレード

今回のトレード手法は

トレンド終了後のレンジ相場で機能するトレード手法

です。

レンジ相場では

800SMA(黒)の付近で

  • 200SMA(青)
  • 62EMA(赤)

の並びが逆になったり、戻ったり、する動きが交互に発生します。

移動平均線のみのレンジ相場トレード

200SMA(青)
62EMA(赤)
800SMA(黒)

の並びになったら、そのあとは

62EMA(赤)
200SMA(青)
800SMA(黒)

という並びになる可能性が高い

ということを意味します。

上から、数字の小さい方から移動平均線が並ぶ = 上昇トレンドの発生

を意味するため、

200SMA(青)と62EMA(赤)が正しい並びになるタイミングで上昇トレンドが発生する可能性が高い

ということを意味します。

この性質を利用して、レンジ相場中に発生する小さなトレンドに乗っかるのが今回のトレード手法です。

  1. 200SMA(青)
  2. 62EMA(赤)
  3. 800SMA(黒)

という移動平均線の並び

でかつ

ローソク足が下から上に62EMA(赤)を抜けるときに

→ 「買い」エントリー

  1. 800SMA(黒)
  2. 62EMA(赤)
  3. 200SMA(青)

という移動平均線の並び

でかつ

ローソク足が上から下に62EMA(赤)を抜けるときに

→ 「売り」エントリー

という考え方になります。

移動平均線のみのレンジ相場トレードのメリットデメリット

メリット

  • レンジ相場で機能する貴重なトレード手法
  • 勝率が高い
  • トレンドのはじまりを捕まえる可能性もある
  • エントリーポイントが明確

デメリット

  • エントリー機会が少ない
  • 勝ち幅がそれほど大きくない

移動平均線のみのレンジ相場トレードのエントリータイミング

移動平均線のみのレンジ相場トレードのエントリータイミング 移動平均線のみのレンジ相場トレードのエントリータイミング

手順その1.移動平均線の並びを確認する

  1. 200SMA(青)
  2. 62EMA(赤)
  3. 800SMA(黒)

の並び 「買い」エントリーチャンス

  1. 800SMA(黒)
  2. 62EMA(赤)
  3. 200SMA(青)

の並び 「売り」エントリーチャンス

手順その2.ローソク足の動きを確認する

  1. 200SMA(青)
  2. 62EMA(赤)
  3. 800SMA(黒)

の並び、かつ

  • ローソク足が下降して、一旦800SMAに近づいて、再度上昇し、62EMA(赤)を抜く

→ 「買い」エントリー

  1. 800SMA(黒)
  2. 62EMA(赤)
  3. 200SMA(青)

の並び、かつ

  • ローソク足が上昇して、一旦800SMAに近づいて、再度下降し、62EMA(赤)を抜く

→ 「売り」エントリー

移動平均線のみのレンジ相場トレードのエグジットタイミング

手順その1.10pipsで利確

5分足、15分足という短期の移動平均線でのトレードの場合、レンジ相場の小さなトレンドの発生では、10pips取れれば良い方です。

これ以上望むのは難しいため、まずは10pipsを目安にトレードします。

手順その2.10pipsに満たない場合の利確

前述したように、レンジ相場の間の小さなトレンドでは、10pipsも取れない可能性が出てきます。

この場合は利確ラインを下げて

  • 200SMA(青)にタッチしたら利確
  • 144EMA(緑)にタッチしたら利確

とします。

まずは、10pipsを目指して、その手前でトレンド伸びが弱まり小康状態になったら、200SMA(青)、144EMA(緑)を目安に利確してしまうということです。

手順その3.大きなトレンドの発生が予測されたら、10pipsでも利確せず伸ばすだけ伸ばす

レンジ相場の小さなトレンドの発生では、10pipsが関の山ですが、このレンジ相場のトレード手法では、大きなトレンドのはじまりをとらえる可能性も出てきます。

10pipsを突き抜けて、トレンドが伸びそうであれば、大きなトレンドのはじまりのため、伸ばせるだけ伸ばすことが重要です。

手順その4.800SMA(黒)にタッチしたら損切

800SMA(黒)から離れる方向にポジションを持つため、800SMA(黒)にタッチするということは「損切」タイミングです。

手順その5.ストップロスで損切

勝ち幅を10pipsとすれば、ストップロスも、5pips~10pipsの間に設定すれば良いでしょう。

移動平均線のみのレンジ相場トレードのトレード検証

MT4/チャート/テクニカル分析の設定

  • 5分足
  • 米ドル/円
  • 移動平均線:62EMA、200SMA、800SMA、144EMA

トレードルール

  1. 移動平均線の並びで62EMA、200SMAが逆になるタイミングを待つ
  2. 800SMA(黒)、62EMA(赤)、200SMA(青)の並びで、実勢レートが800SMAにぶつかって離れるタイミングで、62EMAを下から上に抜いたら「買い」エントリー
  3. 200SMA(青)、62EMA(赤)、800SMA(黒)の並びで、実勢レートが800SMAにぶつかって離れるタイミングで、62EMAを上から下に抜いたら「売り」エントリー
  4. 10pipsで利益確定(トレンドが伸びそうなら持ち続ける、10pipsに届かずトレンドの勢いがなくなったら、利確する)
  5. 5~10pipsで損切

検証期間

2020年6月29日~2020年7月3日

2020年6月29日

2020年6月29日

ポジション方向「買い」
エントリー:107.125
エグジット:107.236

+11.1pips儲け

2020年7月2日

2020年7月2日 2020年7月2日 2020年7月2日 2020年7月2日

ポジション方向「売り」
エントリー:107.466
エグジット:107.429

+3.7pips儲け

2020年7月2日~2020年7月3日

2020年7月2日~2020年7月3日

ポジション方向「売り」
エントリー:107.472
エグジット:107.373

+9.9pips儲け

ポジション方向「売り」
エントリー:107.5
エグジット:107.611

-11.1pips損失

ポジション方向「売り」
エントリー:107.539
エグジット:107.494

+4.5pips儲け

2020年7月3日

2020年7月3日

ポジション方向「売り」
エントリー:107.503
エグジット:107.473

+3.0pips儲け

検証結果

トレード回数:6回
勝敗:5勝1敗
勝率:83.3%
損益:+21.1pips
1回のトレード損益:+3.5pips
手法回数エントリー方向エントリーエグジット損益勝敗
移動平均線のみのレンジ相場トレード1回目買い107.125107.236+11.1pips
移動平均線のみのレンジ相場トレード2回目売り107.466107.429+3.7pips
移動平均線のみのレンジ相場トレード3回目売り107.472107.373+9.9pips
移動平均線のみのレンジ相場トレード4回目売り107.500107.611-11.1pips
移動平均線のみのレンジ相場トレード5回目売り107.539107.494+4.5pips
移動平均線のみのレンジ相場トレード6回目売り107.503107.473+3.0pips

検証結果考察

トレード手法の良い点

高い勝率

勝率:83.3%

と、レンジ相場で機能するトレード手法としては、高い勝率を誇るトレード手法と言えます。

トレンド相場で勝率の高いトレード手法は、数多くありますが、レンジ相場で機能してかつ勝率の高いトレード手法は、それほど多くはありません。

トレンド相場ので機能するトレード手法と併用することが可能です。

大きなトレンドのはじまりを捕まえられる

今回のトレード手法は、レンジ相場での小さなトレンドを捕まえて、エントリーするトレード手法です。

レンジ相場での小さなトレンドは、すぐに終わってしまうため、大きなpips数を稼ぐことはできないのですが

レンジ相場の小さなトレンドが大きなトレンドに成長するケースも少なくありません。そうなってしまえば、大きなトレンドのはじまりを捉えることができるので、かなりのpips数を稼ぐことができます。

大勝の可能性もあるトレード手法です。

エントリーポイント・エグジットポイントが明確

実勢レートが62EMAを抜いた時がエントリーですので、誰がやっても、同じタイミングでのエントリーになります。

損切エグジットも、ストップロスの設定か、800SMAにタッチするポイントですので、明確です。

トレード手法の悪い点

トレード機会が少ない

5日平日チェックして、6回のトレード機会ですから

1日1回~2回しかトレード機会は、ありません。

トレード機会を確保するためには、通貨ペアや時間軸を分けて、多くのチャートをチェックする必要があります。

改善できる点

距離感と精度

800SMAと200SMA、62EAの距離が詰まっているときは

  • うまく機能しない
  • 予想が当たっても、数pipsの価値にしかならない

ため、見送ることで、精度を上げることが可能です。

トレンド相場用のトレード手法との併用

今回のトレード手法は、あくまでもレンジ相場で機能するトレード手法です。

トレンド相場で機能するトレード手法と併用することで、より力を発揮します。

まとめ

移動平均線のみのレンジ相場トレードの順張りトレードの検証結果としては

  • レンジ相場で機能する
  • 勝率が高い
  • 大きなトレンドのはじまりを捉えることもある
  • エントリーポイント・エグジットポイントが明確
  • トレード機会が少ない

という特徴があるトレード手法です。

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レンジ相場で高い勝率というトレード手法は、それほど多くないため、レンジ相場に限れば、かなり有効なトレード手法と言えます。トレンド相場用のトレード手法と併用することをおすすめします。

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FX(海外FX中心)・バイナリーオプション・不動産投資など、投資歴10年、ほぼ投資だけでご飯を食べています。FXを中心として、様々な投資関連の情報を実際に実行しながら発信します。1000万円単位の失敗投資もたくさんしています。 FX資産額:3,000万円 保有不動産:2億円・7戸(戸建て中心) 借金:0円