【海外FXトレード手法1週間検証ブログ】平均足スキャルピングトレード/勝率75.0%、+102.4pips勝

海外FXトレード手法検証ブログでは、ハイレバレッジトレードができる海外FXで「稼げる可能性の高い」トレード手法、トレードテクニックを実際に1週間テストしてみて、どのくらいの勝率になるのか?どのくらいのpipsが稼げるのか?を実際にトレードをしてみて、検証する海外FXブログです。高い勝率のトレード手法があれば参考にしてください。

今回は1分足でトレードするスキャルピングトレードですので検証期間を約1日程度にしています。

検証したトレード手法の概要

今回は「平均足」を利用したトレードテクニックです。

平均足とは

4本値の平均値を利用して、ローソク足を描画するチャートの種類のこと

を言います。

ローソク足の見方

ローソク足の見方
始値:最初についた値段
終値:最後についた値段
高値:もっとも高い値段
安値:もっとも安い値段

平均足の見方

平均足の見方
始値:一つ前の足の「始値」と「終値」の平均値
終値:4本値の平均値
高値:もっとも高い値段
安値:もっとも安い値段

何が違うのか?というと・・・

「平均足」は「ローソク足」と比較して

  • 陽線・陰線が連続しやすい
  • トレンドがわかりやすい

という特徴があります。

実際にチャートで見てみると・・・

「ローソク足」で見ると

「ローソク足」で見ると

「陽線(青)」「陰線(赤)」がトレンドの中で混在しているので、トレンドの有無をチャート上では判断しにくくなっています。

「平均足」で見ると

「平均足」で見ると

「陽線(青)」「陰線(赤)」が比較的連続してくれるため、「トレンドがどちらに傾いているのか」が一目でわかるようになります。

これが「平均足」の特徴と言っていいでしょう。

teacher
今回のようなスキャルピングトレードなどの瞬時に相場が入れ替わっていく、トレードスタイルの場合は、目視をしたときに直感的に相場がわかることも重要な要素となります。そのため、「平均足」が向いているのです。

「平均足」をチャートに表示させる方法

MT4/MT5の設定

インジケーターの「Heiken_Ashi」を選択

MT4/MT5の設定

何も選ばずに「OK」を押します。

MT4/MT5の設定

このままだと「ローソク足」と「平均足」が二重でチャートに表示されてしまうため、元のチャートは「ローソク足」から「ライン」に変えておきます。

MT4/MT5の設定

これで「平均足」「ライン」だけがチャートに表示されます。

MT4/MT5の設定

平均足スキャルピングトレードとは?

今回のトレード手法の基本の考え方は「押し目買い」「戻り売り」の順張りトレードです。

「押し目買い」

「押し目買い」

「戻り売り」

「戻り売り」

「押し目買い」「戻り売り」のエントリーポイント、エグジットポイントを探るのに利用するのは「単純移動平均線(SMA)」です。

今回は

  1. 20SMA(赤):ローソク足20本分の終値の平均値をつないだ線
  2. 35SMA(緑):ローソク足35本分の終値の平均値をつないだ線
  3. 50SMA(紫):ローソク足50本分の終値の平均値をつないだ線
  4. 75SMA(黒):ローソク足75本分の終値の平均値をつないだ線

の4本の移動平均線を利用します。

「戻り売り」

MT4/MT5の設定

インジケーターの「Moving Average」を選択

MT4/MT5の設定

色は何色でも構いませんが、色が被らないように設定します。

今回の平均足スキャルピングトレードでは

  • 50SMA(紫)が右上に伸びている = 上昇トレンド
  • 50SMA(紫)が右下に伸びている = 下降トレンド

と判断します。

また、その中で

  1. 20SMA(赤)
  2. 35SMA(緑)
  3. 50SMA(紫)
  4. 75SMA(黒)

の4本が交差していない、平行の状態 =「トレンドが強い」と判断して、エントリーの準備に入ります。

「押し目買い」「戻り売り」は、強いトレンドのときに成果が出る形になります。そのため、この4本が交差していないことでトレンドの強さを確認する必要があるのです。

上記の条件の中で

上昇トレンド発生時

35SMA(緑)を「平均足」が割り込んで、再び35SMA(緑)を超えて上昇したら「買い」エントリー

下降トレンド発生時

35SMA(緑)を「平均足」が割り込んで、再び35SMA(緑)を超えて下降したら「売り」エントリー

という考え方でトレードします。

平均足スキャルピングトレードの特徴 平均足スキャルピングトレードの特徴

今回のトレード手法では

上昇トレンドの局面で、一時的に下がって再度上昇するときにポジションを持てば、高い確率で勝てる
下降トレンドの局面で、一時的に上がって再度加工するときにポジションを持てば、高い確率で勝てる

というものになります。

順張りトレードであり、高い勝率が見込めるとともに、スキャルピングトレードですのでトレード機会も多く、メインのトレードスタイルになりうるトレード手法と言えます。

平均足スキャルピングトレードのメリットデメリット

メリット

  • 勝率が高い
  • エントリーポイントが明確
  • スキャルピングトレードに対応するためトレード機会が多い

デメリット

  • 利確のポイントはややアバウト
  • スキャルピングトレードですので勝ち幅は小さい

平均足スキャルピングトレードのエントリータイミング

平均足スキャルピングトレードのエントリータイミング 平均足スキャルピングトレードのエントリータイミング

手順その1.トレンドの方向を見定める

「50SMA(紫)」を見て

  • トレンドが発生しているのかどうか?
  • トレンドは上昇トレンドなのか?下降トレンドなのか?

をチェックします。

  • 「50SMA(紫)」が右上向き → 上昇トレンド
  • 「50SMA(紫)」が右下向き → 下降トレンド
  • 「50SMA(紫)」が水平 → レンジ相場 = トレードしない

という形になります。

手順その2.強い安定したトレンドを確認する

エントリー前の

  1. 20SMA(赤)
  2. 35SMA(緑)
  3. 50SMA(紫)
  4. 75SMA(黒)

の4本が交差していない、平行の状態であることを確認します。

  1. 20SMA(赤)
  2. 35SMA(緑)
  3. 50SMA(紫)
  4. 75SMA(黒)

が交差しているということは「急激な上昇」「急激な下降」など、一時的な急変動を示しています。

逆に言えば

平行の状態である = 安定したトレンド

であることを示し、勝率が上がるのです。

手順その3.「押し目」「戻り」の形成を確認する

「35SMA(緑)」に注目します。

上昇トレンド発生時

平均足が「35SMA(緑)」を下に抜けて、再び下から上に「35SMA(緑)」を抜ける = 「買い」エントリー

下降トレンド発生時

平均足が「35SMA(緑)」を上に抜けて、再び上から下に「35SMA(緑)」を抜ける = 「売り」エントリー

をします。

本来の「押し目」とは、平均足が「35SMA(緑)」を下に抜けて、上昇し始めたポイントのことを言いますが、ここでピンポイントに「買い」ポジションを持ってしまうと、それなりに「だまし」が発生してしまいます。

トレンドが転換せずに、ちゃんと元のトレンドに戻ることを確認するために、再び「35SMA(緑)」を下から上に抜けたタイミングで「買い」ポジションを持つ設計にしています。

平均足スキャルピングトレードのエグジットタイミング

平均足スキャルピングトレードのエグジットタイミング 平均足スキャルピングトレードのエグジットタイミング

上昇トレンド発生時

「SMA」と離れたところで「陰線」が連続したら「利確」

下降トレンド発生時

「SMA」と離れたところで「陽線」が連続したら「利確」

平均足は比較的「陽線」「陰線」が連続して発生する仕組みになっているため、「押し目」「戻り」でエントリーして、反対方向の「陽線」「陰線」が連続して発生したら、「トレンドが終了した。」とみなすことができます。

ここを「利確」ポイントにします。これは「平均足」だからできる「利確」ポイントです。

「損切」に関しては

上昇トレンド発生時

平均足が上昇せずに「75SMA(黒)」を下に割り込んだら「損切」

下降トレンド発生時

平均足が下降せずに「75SMA(黒)」を上に割り込んだら「損切」

です。

teacher
本来は、「ここから元のトレンドに戻る」ことを期待して、順張り方向にエントリーしますが、トレンドの反転の「だまし」に出会ってしまうこともあります。そのため、「75SMA(黒)」を基準に「損切」しましょう。

平均足スキャルピングトレードのトレード検証

MT4/チャート/テクニカル分析の設定

  • 移動平均線(MA):20SMA、35SMA、50SMA、75SMAを表示(設定:種別Simple)
  • 1分足
  • 米ドル/円

トレードルール

  • 「50SMA(紫)」の向きでトレンドの方向を確認する
  • 4本のSMAが平行になっていることでトレンドの安定性を確認する
  • 上昇トレンド発生時、平均足が「35SMA(緑)」を下に抜けて、再び下から上に「35SMA(緑)」を抜けたら「買い」エントリー
  • 下降トレンド発生時、平均足が「35SMA(緑)」を上に抜けて、再び上から下に「35SMA(緑)」を抜けたら「売り」エントリー

検証期間

2018年6月1日~2018年6月4日

2018年6月1日~2018年6月4日

2018年6月1日~2018年6月4日

ポジション方向「買い」
エントリー:108.795
エグジット:108.883

+8.8pips儲け

ポジション方向「買い」
エントリー:108.842
エグジット:108.924

+8.2pips儲け

ポジション方向「買い」
エントリー:108.886
エグジット:109.081

+19.5pips儲け

ポジション方向「買い」
エントリー:109.179
エグジット:109.154

-2.5pips損失

ポジション方向「売り」
エントリー:109.122
エグジット:109.146

-2.4pips損失

2018年6月1日~2018年6月4日

ポジション方向「買い」
エントリー:109.159
エグジット:109.141

-1.8pips損失

ポジション方向「買い」
エントリー:109.201
エグジット:109.431

+23.0pips儲け

2018年6月1日~2018年6月4日

ポジション方向「買い」
エントリー:109.441
エグジット:109.556

+11.5pips儲け

ポジション方向「買い」
エントリー:109.482
エグジット:109.553

+7.1pips儲け

ポジション方向「買い」
エントリー:109.511
エグジット:109.65

+13.9pips儲け

ポジション方向「買い」
エントリー:109.629
エグジット:109.673

+4.4pips儲け

ポジション方向「売り」
エントリー:109.557
エグジット:109.517

+4.0pips儲け

ポジション方向「売り」
エントリー:109.546
エグジット:109.466

+8.0pips儲け

ポジション方向「売り」
エントリー:109.477
エグジット:109.471

+0.6pips儲け

2018年6月1日~2018年6月4日

ポジション方向「買い」
エントリー:109.554
エグジット:109.558

+0.4pips儲け

ポジション方向「買い」
エントリー:109.661
エグジット:109.658

-0.3pips損失

検証結果

トレード回数:16回
勝敗:12勝4敗
勝率:75.0%
損益:+102.4pips
1回のトレード損益:+6.4pips
手法回数エントリー方向エントリーエグジット損益勝敗
平均足スキャルピング1回目買い108.795108.883+8.8pips
平均足スキャルピング2回目買い108.842108.924+8.2pips
平均足スキャルピング3回目買い108.886109.081+19.5pips
平均足スキャルピング4回目買い109.179109.154-2.5pips
平均足スキャルピング5回目売り109.122109.146-2.4pips
平均足スキャルピング6回目買い109.159109.141-1.8pips
平均足スキャルピング7回目買い109.201109.431+23.0pips
平均足スキャルピング8回目買い109.441109.556+11.5pips
平均足スキャルピング9回目買い109.482109.553+7.1pips
平均足スキャルピング10回目買い109.511109.650+13.9pips
平均足スキャルピング11回目買い109.629109.673+4.4pips
平均足スキャルピング12回目売り109.557109.517+4.0pips
平均足スキャルピング13回目売り109.546109.466+8.0pips
平均足スキャルピング14回目売り109.477109.471+0.6pips
平均足スキャルピング15回目買い109.554109.558+0.4pips
平均足スキャルピング16回目買い109.661109.658-0.3pips

検証結果考察

トレード手法の良い点

勝率が高い

「押し目買い」「戻り売り」は、トレンドに逆らわない順張りトレードなので、勝率は高くなります。

勝率:75.0%

は、十分に高い勝率のトレード手法と言えます。

スキャルピングトレードが可能

「押し目買い」「戻り売り」は、念には念を入れてトレードをする手法なので、勝率が高い反面、エントリーポイントが少ないというデメリットもありました。

しかし、このトレード手法では

  • 平均足を利用していること
  • 4本の移動平均線を利用していること

で、スキャルピングトレードに対応しているため

1日:16回

のエントリー機会があり、トータルの損益がプラスになりやすいメリットがあります。

エントリーポイントが明確

「平均足」と「35SMA(緑)」の交差がエントリーポイントですので、初心者でも同じポイントでエントリーすることができます。

トレード手法の悪い点

1回の勝ち幅が小さい

スキャルピングトレードですので、当たり前ですが

1回のトレード損益:+6.4pips

ですから、小さい勝ちを積み重ねるイメージになります。

スプレッドの狭い海外FX業者を利用する必要が出てきます。

改善できる点

基準となる移動平均線を変える

今回は「35SMA(緑)」を基準として、トレード手法を設計しています。

  • 「35SMA(緑)」ではなく、「20SMA(赤)」に変えれば、勝率は落ちるかもしれませんが、よりトレード機会が増えるはずです。
  • 「35SMA(緑)」ではなく、「50SMA(紫)」に変えれば、トレード機会は減るかもしれませんが、よりト勝率が上がるはずです。

移動平均線の参照期間も含めて、検討の余地はあります。

まとめ

平均足スキャルピングトレードの検証結果としては

念には念を入れてトレードをする順張りトレードなので高い勝率が実現されています。

また、「平均足」「4本の移動平均線」を利用することで、スキャルピングトレードに対応しているため、十分なトレード機会も確保できるのです。

teacher
結果として、約1日で100pipsも勝てる結果が出ているのですから、メインで利用するトレード手法になるポテンシャルは秘めていると言えるでしょう。エントリーポイントが明確ですので、初心者の方にもおすすめしたいトレード手法となっています。

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FX(海外FX中心)・バイナリーオプション・不動産投資など、投資歴10年、ほぼ投資だけでご飯を食べています。FXを中心として、様々な投資関連の情報を実際に実行しながら発信します。1000万円単位の失敗投資もたくさんしています。 FX資産額:3,000万円 保有不動産:2億円・7戸(戸建て中心) 借金:0円