海外FXのスプレッドが広いと感じたときの対策7選

man
「海外FXのスプレッドが広いと感じるんですが、どうすれば良いでしょうか?」
「海外FXのスプレッドの広さを解決する方法はありますか?」

海外FXでは、国内FXよりも広めのスプレッドが採用されています。しかし、その中でも、ウェブサイトに公開されているスプレッドよりも、実際にトレードしてみたスプレッドが広いと感じることは少なくありません。では、海外FXのスプレッドのスプレッドが広いと感じた場合、どういう対策が考えられるのでしょうか。今回は、海外FXのスプレッドが広いと感じたときの対策について解説します。

海外FXのスプレッドは広いもの

海外FXのスプレッドは広いもの
そもそも、海外FXのスプレッドは、国内FXのスプレッドよりも広く設定されています。

スプレッドの相場は

  • 国内FX業者 米ドル/円:0.3~0.5pips
  • 海外FX業者 米ドル/円:0.8~1.2pips

ですから、0.5~0.7pipsほど広いのが現状です。

海外FXのスプレッドが、国内FXのスプレッドよりも広い理由

理由その1.すべてのトレードを実際に売買しているから

国内FX業者の場合は「呑み取引(相対取引)」が基本となっています。

投資家が注文しても、基本的には「注文を呑む」ため、実際にインターバンク市場でトレードするのは、注文の中の一部に過ぎません。

金融庁のスプレッドレポート
金融庁のスプレッドレポート

スプレッドが狭い国内FX業者の低カバーグループは、カバー率は、5%~20%しかないのです

  • カバー率が40%~90%と高いミドルカバーグループは、スプレッドが広がり
  • カバー率が100%とすべての注文をカバーするフルカバーグループは、さらにスプレッドが広い

ことを考えると

カバーしないFX業者(取引のほとんどを呑むFX業者)ほど、スプレッドが狭い傾向にあることがわかります。

海外FX業者の場合は「NDD取引(仲介なしの取引)」を採用しています。

teacher
「買い」注文と「売り」注文の相殺などはしますが、基本的には、投資家のすべての注文をインターバンク市場に流して取引をするため、スプレッドは広がってしまうのです。

理由その2.海外FX業者は変動スプレッドを採用しているから

海外FX業者は、95%以上の業者が「変動スプレッド」を採用しています。

実際にインターバンク市場でトレードをするため、複数のリクイディティプロバイダーからレートを配信してもらって、その中で一番有利なリクイディティプロバイダーのレートを採用し、トレードをするため、刻一刻とスプレッドが変わってしまうのです。

結果として、スプレッドが狭くなったり、広くなったりするのですから、この広くなったタイミングで「あれっ、なんかスプレッドが広く感じる」と思ってしまうケースがあるのです。

また、変動スプレッドを海外FX業者が表記する方法としては

  • リアルタイムスプレッド:リアルタイムの現在のスプレッド
  • 最小スプレッド:一定期間の中でのスプレッドの最小値
  • 平均スプレッド:一定期間の中でのスプレッドの平均値

があるのですが

  • リアルタイムスプレッド
  • 最小スプレッド

では、その海外FX業者の通常時のスプレッドを知ることはできないため、

  • 平均スプレッド

で比較しなければならないのですが

  • 表記されるスプレッドの表記方法の違いがわかっていない投資家
  • 平均スプレッドを表記していない海外FX業者
  • さも、最小スプレッドが適用されるようにウェブサイト上で見せている海外FX業者

の場合は、「最小スプレッド」が「実際のトレードしたときのスプレッド」と勘違いしやすいのです。

teacher
そうなると、実際にトレードしたスプレッドと想定していたスプレッドが大きく差が開いてしまうので「海外FX業者のスプレッドが広く感じるんだけど。」と思ってしまうのです。

理由その3.海外FX業者の公表するスプレッドが一番良いときのデータを採用しているから

「スプレッドが広い」というのは、正確に言えば

man
「思っていたスプレッドよりも、実際にトレードしたスプレッドが広い」

ということです。

海外FX業者も、国内FX業者と同様にスプレッドをウェブサイト上に公開していますが、そのスプレッドと実際のトレードしたスプレッドが違うことを意味しています。

なぜ、違うかと言うと

海外FX業者が自社で公表しているスプレッドのデータは、いつ測定したデータか開示していないものが多く、一番スプレッドの状態が良かった時期のスプレッドを採用している可能性が高く、現状のスプレッドと違うケースが出てくるのです。

海外FXのスプレッドが広いと感じたときの対策7選

海外FXのスプレッドが広いと感じたときの対策7選

対策その1.スプレッドを測定する

実際に「スプレッドが広いのか?狭いのか?」は、感覚だけで感じていても、本当にそうなっているかはわかりません。

まずは、スプレッドを表示・記録するインジケーターを利用して、その海外FX業者のスプレッドを調査することをおすすめします。

スプレッドを記録するインジケーターは、色々あるので、どれを使っても構いません。

今回は、spread_recorder.mq4(開発者:不明)を使わせていただきました。

スプレッドを記録するインジケーター

スプレッドを記録するインジケーター スプレッドを記録するインジケーター スプレッドを記録するインジケーター
  • スプレッドの最大値:赤
  • スプレッドの最小値:青
  • スプレッドの平均値:緑

で、ローソク足ごとに推移を記録してくれるインジケーターです。

実際に自分が利用している海外FX業者のスプレッドの平均値を知ることが、海外FX業者のスプレッドが本当に広いのか?狭いのか?を知るためにまずやらなければならない手順です。
teacher
結果として、自分が想定していた(海外FX業者のウェブサイトに書いてあった)スプレッドと大きく乖離して、広がっているようであれば、別の対策を取る必要が出てきます。

対策その2.同じ海外FX業者の上位の口座に切り替えてみる

海外FX業者の場合には、複数の口座を提供していることが少なくありません。

例:XMTrading

例:XMTrading
  • マイクロ口座
  • スタンダード口座
  • ゼロ口座

スプレッドを見ると

  • マイクロ口座 米ドル/円 平均スプレッド:1.6pips
  • スタンダード口座 米ドル/円 平均スプレッド:1.6pips
  • ゼロ口座 米ドル/円 平均スプレッド:0.1pips(取引手数料:片道5ドル) → スプレッド換算:1.1pips

ですから、

「マイクロ口座」や「スタンダード口座」を利用している方の場合は、上位の口座である「ゼロ口座」に切り替えることでスプレッドを抑えることが可能になります。
teacher
海外FX業者のスプレッドが広いと感じたら「上位の口座があるかないか?」「上位の口座が利用できるのか?(入金額などの条件をクリアできるか?)」を確認して、上位の口座に切り替えることをおすすめします。

対策その3.スプレッドの狭い海外FX業者に切り替える

当然、一番手っ取り早い方法は

スプレッドの狭い海外FX業者に切り替える

です。

海外FX業者同士での切り替えであれば、ハイレバレッジトレードができるため、スプレッドの狭い海外FX業者に切り替えれば、スプレッドが広い問題を解決できます。

どうやってスプレッドの狭い海外FX業者を見つけるのか?

方法その1.同環境でスプレッドを測定した平均スプレッドが狭い海外FX業者を選ぶ
  • 最小スプレッドで比較しても → 一時的に狭いだけでは意味がない
  • リアルタイムスプレッドで比較しても → 一時的に狭いだけでは意味がない
  • 海外FX業者の自社公表の平均スプレッドで比較しても → 測定期間が違うので公正に比較できない

という問題があるため、海外FX業者のスプレッドを比較するためには

同じ環境で
同じ期間で
リアル口座で比較したスプレッドの平均値を比較する

必要があります。

完全に公平に比較するためには、この方法しかないのです。

当サイトでは、同環境でスプレッドを測定した平均スプレッドを公開しているので、参考にしてください。

方法その2.同じスプレッド測定インジケーターを使って、自分で測定してみる

やはり、信用できるのは「自分自身」という方もいるかと思います。

海外FX業者の自社公表の平均スプレッドで比較して、スプレッドの狭い海外FX業者のリアル口座を複数開設して、自分で同じスプレッド記録インジケーターで測定し、一番スプレッドの狭い海外FX業者を採用する

という方法があります。

自分の環境で、自分自身で測定するのですから、これ以上に信頼性がある方法はありません。

3、4つの候補を絞り込んだうえで、実際に測定して、一番スプレッドの狭い海外FX業者を採用しましょう。

対策その4.海外FX業者をあきらめて国内FX業者に切り替える

国内FX業者を利用すれば

  • 米ドル/円 原則固定スプレッド 0.3銭
  • 米ドル/円 原則固定スプレッド 0.5銭

という狭いスプレッドでトレードをすることができます。

当然、国内FX業者に切り替えると、レバレッジ規制の対象になってしまうため、最大レバレッジは、25倍に制限されます。

  • ハイレバレッジでトレードできる海外FX業者のメリット
  • 狭いスプレッドでトレードできる国内FX業者のメリット

を比較して、「狭いスプレッドでトレードすること」の方が勝つのであれば、そのまま海外FX業者はあきらめて、国内FX業者に切り替えるのも、一つの方法です。

逆に「ハイレバレッジトレードができること」の方が勝つのであれば、スプレッドの広さは、享受して、海外FX業者を利用することになります。当然、このときは、できるだけスプレッドの狭い海外FX業者を見つける努力をする必要があります。

対策その5.海外FX業者のサポートに連絡してみる

今までは、スプレッドが狭かったのに急にスプレッドが広がったという場合には、なんらかの不具合が発生しているケースもあります。

  • 海外FX業者のスプレッド(取り分)を増やした。
  • 有力なリクイディティプロバイダーがいなくなった。
  • リクイディティプロバイダーを変えた
  • ボーナスなどを展開した分、スプレッドを広げざるを得なかった。

正直に答えてくれるかどうかは、わかりませんが、実際に海外FX業者のサポートに聞けば、なんらかの回答を得ることができます。

teacher
理由が一時的なものであれば、そのまま継続して使い続けても良いですし、理由が恒常的なものであれば、海外FX業者の切り替えをおすすめします。

対策その6.取引手数料有料の口座を試してみる

投資家の中には

man
「取引手数料無料のFX口座しか使わない」

という方も少なくありません。

しかし、海外FX業者の場合は、国内FX業者と違って、取引手数料有料の口座も少なくありません。

  • ECN口座
  • ゼロスプレッド口座

など、名称は様々ですが、傾向としては

  • 取引手数料有料の口座の方がスプレッド(取引手数料はスプレッド換算)は、取引手数料無料の口座のスプレッドよりも安い

傾向があります。

teacher
食わず嫌いのように取引手数料有料の口座を避けるのではなく、実際に利用してみたうえで、本当にトレードコストが安くなっているのかどうか、決めれば良いのです。

対策その7.キャッシュバックサイトを利用してみる

海外FX業者の場合は、スプレッドの一部をキャッシュバックしてくれる「キャッシュバックサイト(キャッシュバックサービス)」があります。

キャッシュバックサイトは

海外FX業者から、スプレッドの一部を「紹介手数料」としてもらう仕組みになっています。その「紹介料」の一部を登録した投資家に還元する仕組みが「キャッシュバックサイト(キャッシュバックサービス)」です。

キャッシュバックサイトを利用すれば、スプレッドの20%~30%程度は還元されるため、実質的なトレードコストは、70%~80%まで下げられるのです。

スプレッドの広さが気になる方で、かつ利用している海外FX業者を変えたくない人は、キャッシュバックサイトの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、キャッシュバックサイトを利用すると、個人情報などが海外FX業者だけでなく、キャッシュバックサイト側にも伝わってしまうため、セキュリティ面では、リスクが増えてしまう点に注意する必要があります。

まとめ

海外FXのスプレッドが広いと感じた場合に取れる対策には

  • 対策その1.スプレッドを測定する
  • 対策その2.同じ海外FX業者の上位の口座に切り替えてみる
  • 対策その3.スプレッドの狭い海外FX業者に切り替える
  • 対策その4.海外FX業者をあきらめて国内FX業者に切り替える
  • 対策その5.海外FX業者のサポートに連絡してみる
  • 対策その6.取引手数料有料の口座を試してみる
  • 対策その7.キャッシュバックサイトを利用してみる

があります。

teacher

海外FX業者は、そもそも国内FX業者と取引方法が異なるため、スプレッドも広く設定されているものです。ただし、スプレッドの広い海外FX業者の中にも、スプレッドの狭い海外FX業者、スプレッドの広い海外FX業者があるため、「スプレッドが広い」と感じた場合には、いろいろな対策を検討して、スプレッドを抑えることをおすすめします。

トレードコストを抑えることができれば、投資家の収益も大きくなるからです。とくにスキャルピングトレード、デイトレードをトレードスタイルにしている投資家は、トレードコストを抑えることに力を入れましょう。

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FX(海外FX中心)・バイナリーオプション・不動産投資など、投資歴10年、ほぼ投資だけでご飯を食べています。FXを中心として、様々な投資関連の情報を実際に実行しながら発信します。1000万円単位の失敗投資もたくさんしています。 FX資産額:3,000万円 保有不動産:2億円・7戸(戸建て中心) 借金:0円