海外FXをはじめようとしている投資家が、一番はじめに感じるのが「どの海外FX業者を使って良いか?が全くわからない。」ということではないでしょうか。日本の国内FX業者とは違って、情報が少なく、本社が外国にあるため「どうしても不安感がぬぐえない」と感じる方も少なくありません。
しかし、日本の国内FX業者はレバレッジ規制が厳しく、2018年2月1日には、日経新聞で「FX規制強化へ 金融庁、証拠金倍率10倍に下げ 」いうニュースが流れたぐらいです。現状でも、25倍とレバレッジは低く抑えられてしまっていますが、今後、より日本の国内FX業者のレバレッジ規制がきつくなり、レバレッジ規制の対象外の海外FX業者を選択する投資家が増えていくことは間違えありません。
そこで、海外FX業者に興味を持った投資家の方が、迷わずに済むように、海外FX歴13年の専門家の筆者が自信を持っておすすめする海外FX業者を紹介します。
海外FXのプロが教える「おすすめ海外FX業者」はこれだ!
今回は
- 「初心者」の方
- 「スプレッド(トレードコスト)」をできるだけ抑えたい方
- 「資金保全」を絶対的に重視したい方
- 「約定力」の高い海外FX業者を検討している方
- 「上級者」「大口顧客」の方
と、5つのタイプに分けて、おすすめできる海外FX業者を一つずつ紹介します。なぜ、その海外FX業者がおすすめなのか「おすすめの理由」も合わせて解説します。
「初心者」の方におすすめする海外FX業者
海外FXが初心者の方におすすめできる海外FX業者は「XMTrading(通称:XM)」です。
約定力 | 99.35%を1秒以内に約定 執行率100% リクオート・注文拒否なし |
信託保全 分別管理 | 2万EURまで信託保全(キプロス口座) 保険にて上限あり一部信託保全(セーシェル口座) |
ロスカットレベル証拠金維持率 | 20%以下 |
取引システム | MT4 MT4ウェブトレーダー MT5 MT5ウェブトレーダー |
通貨ペア数 | 57通貨ペア |
口座通貨 | USD,EUR,JPY |
口座の種類 | マイクロ口座/STP | スタンダード口座/STP | ゼロ口座/ECN | KIWAMI極口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 5ドル | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.50 | 1.50 | 0.00 | 0.60 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 | 1.60 | 0.10 | 0.70 |
最大レバレッジ | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 500倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) |
最低取引通貨 | 10通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 500円相当 | 500円相当 | 500円相当 | 500円相当 |
おすすめの理由
海外FXの初心者の方は、まず「海外FX業者に慣れる」必要があります。また、「海外FX業者がどのくらい信用できるのか?」もわからない状態です。
筆者は、13年以上海外FXトレードをしているので、筆者自身が「海外FX業者が倒産する」「海外FX業者に出金拒否される」経験もあり、海外FX業者を無条件に信用することはおすすめしないのです。
XMであれば
- 運営歴が15年以上ある
- 日本人スタッフが10名以上在籍する
- ウェブサイトの日本語対応が完璧で、が使いやすい
- 海外FXのサービスはほぼ整っている
- 日本人の顧客が数十万人以上いる
- 口座開設ボーナスで、資金を使わずに「使い勝手」を試せる
ため、初心者がはじめて利用する海外FX業者としては、これ以上の海外FX業者はないのです。
他の海外FX業者は、日本人スタッフが在籍していても、1名~3名体制のところが多く、顧客サポートも手薄になってしまうのです。日本人スタッフが1名の海外FX業者の場合は、その人がいない時間帯は外国人が対応することになりますし、その一人が退職してしまうと誰も日本語対応ができなくなり、最悪の場合日本市場撤退となってしまうリスクもあるのです。
当然、海外FX業者への金融庁の圧力も、年々強くなっているのですが
XMTradingの担当者いわく
と話していましたし、親会社も世界展開していて規模が大きい国際企業ですので倒産リスクも小さいのです。
「スプレッド」をできるだけ抑えたい方におすすめする海外FX業者
というニーズも多いです。
「スプレッド」をできるだけ抑えたい方に、おすすめする海外FX業者を紹介する前に知っておいてほしいことが4つあります。
- 海外FX業者が採用しているのは「変動スプレッド」であるため、常にスプレッドが変動します。
- 「変動スプレッド」を正しく評価するためには「平均値」で比較する必要があります。
- 「平均スプレッド」を自社調査で公表している海外FX業者もありますが、計測期間も公表されていないため、鵜呑みにできるものではありません。
- 「平均スプレッド」を公開している海外FX業者を比較するとしても、計測環境や計測期間が異なるため、公平に比較することができません。
そこで、正確かつ公平に「スプレッドの狭い」「トレードコストの安い」海外FX業者を洗い出すために
同じトレード環境で、各海外FX業者のリアル口座「MT4」を複数稼働させて、5分置きにスプレッドを計測しています。これは3年以上継続して計測し続けています。
同環境で調べた「変動スプレッド」の「平均値」を比較することで、正確かつ公平に「スプレッドの狭い」「トレードコストの安い」海外FX業者を見つけることができるのです。
海外FXスプレッド検証データ比較はこちら
平均値で比較すると下記のようになります。
- 計測期間:2017年3月29日~2020年5月15日
変動スプレッドの平均値比較
海外FX口座 | 取引手数料 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 米ドル/ユーロ | ポンド/円 | 豪ドル/円 | カナダドル/円 | 豪ドル/米ドル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TitanFX_ECN | 3.5ドル | 1.06pips | 1.33pips | 0.97pips | 2.50pips | 1.51pips | 2.01pips | 1.18pips |
AXIORY_ECN | 3ドル | 1.23pips | 1.55pips | 1.06pips | 2.59pips | 1.69pips | 1.80pips | 1.44pips |
MYFXMarkets | 2.55ドル | 1.35pips | 1.91pips | 1.34pips | 2.78pips | 1.97pips | 2.38pips | 1.64pips |
TitanFX | 無料 | 1.41pips | 1.78pips | 1.34pips | 2.88pips | 1.93pips | 2.41pips | 1.58pips |
XM_ZERO | 5ドル | 1.47pips | 2.14pips | 1.43pips | 3.37pips | 2.69pips | 2.93pips | 1.82pips |
AXIORY | 無料 | 1.67pips | 2.00pips | 1.49pips | 3.04pips | 2.33pips | 2.47pips | 2.07pips |
MYFXMarkets | 2.9ドル | 2.01pips | 2.49pips | 1.92pips | 3.36pips | 2.55pips | 2.96pips | 2.22pips |
平均値/STP | – | 2.05pips | 3.15pips | 2.00pips | 5.11pips | 3.47pips | 3.83pips | 2.47pips |
LAND-FX | 無料 | 2.05pips | 3.37pips | 1.79pips | 5.13pips | 3.95pips | 4.60pips | 2.45pips |
XM | 無料 | 2.07pips | 3.20pips | 2.07pips | 4.87pips | 3.91pips | 4.18pips | 2.36pips |
GEMFOREX | 無料 | 2.10pips | 2.70pips | 2.03pips | 3.72pips | 2.58pips | 3.11pips | 2.21pips |
IronFX | 無料 | 2.27pips | 2.96pips | 2.34pips | 5.63pips | 5.85pips | 6.09pips | 2.57pips |
Traderstrust | 無料 | 2.29pips | 2.60pips | 1.89pips | 3.59pips | 2.65pips | 2.64pips | 2.52pips |
BigBoss | 無料 | 2.37pips | 4.01pips | 2.69pips | 5.48pips | 3.20pips | 4.21pips | 2.72pips |
FBS | 無料 | 2.77pips | 2.99pips | 1.55pips | 5.98pips | 3.27pips | 3.34pips | 2.53pips |
HotForex | 無料 | 5.94pips | 7.04pips | 3.24pips | 12.88pips | 6.41pips | 6.52pips | 4.31pips |
※ECN口座とは、電子取引所取引のことで、スプレッドが狭い反面、取引手数料が発生するタイプのものです。取引手数料をpips換算して合算した数値を上記には入れています。
取引手数料が有料の海外FX業者の場合
で計算できます。
ECN口座であれば、最も平均スプレッドが狭い(トレードコストが安い)海外FX業者は
TitanFX:1.06pips
AXIORY:1.23pips
STP口座であれば、最も平均スプレッドが狭い(トレードコストが安い)海外FX業者は
TitanFX:1.41pips
AXIORY:1.67pips
ということになります。
口座の種類 | Zeroスタンダード口座/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.33 |
最大レバレッジ | 500倍 |
約定力 | ミリ秒単位の約定スピード |
最低入金額 | 2万円相当 |
口座の種類 | ナノ口座/MT4/ECN |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.30 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 0.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 0.60 |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
約定力 | 約定率:99.97% スリッページ平均:0.039pips 約定スピード:202.42m/sec |
最低入金額 | 2万円相当 |
となります。
「資金保全」を絶対的に重視したい方におすすめする海外FX業者
海外FXのデメリットの一つに
信託保全が義務づけられていない
という点が挙げられます。
信託保全とは
を言います。
国内FX業者の場合、2009年の「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令」金融商品取引法によって「信託保全」が定められているため、どの国内FX業者を使っても、資産は保全されます。
この内閣府令は、海外FX業者には関係がないため、海外FX業者の場合は「信託保全の実施は業者の判断次第」となるのです。
多くの海外FX業者は「信託保全」をせずに「分別管理」のみの業者が多いのです。
投資家の資金全額を「信託保全」している海外FX業者は
口座の種類 | ナノ口座/MT4/ECN |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.30 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 0.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 0.60 |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
約定力 | 約定率:99.97% スリッページ平均:0.039pips 約定スピード:202.42m/sec |
最低入金額 | 2万円相当 |
です。
AXIORYの公式サイトでは
監査(第三者)機関とは、当社の財務監査機関、会計士、弁護士から構成された外部機関です。万が一、当社が破綻した場合、「口座名義であるお客様の承諾」と「機構による承諾」のみの権限で、これらの資金を出金することができます。その場合、監査機構が一時的な管財人となり、お客様の個別の資金は返還されます。
とされています。
第三者機関の権限だけで、AXIORYが倒産した場合には、分別管理していた信託銀行から、顧客資産を直接顧客に返還することができる安全性の高い「信託保全」を採用しているのです。これは他の海外FX業者にはほとんどないサービスです。
資金の安全性では間違えなく、AXIORYをおすすめします。
AXIORY以外の信託保全は、信託保全と言いながらも、海外FX業者が保険会社と倒産防止の保険に加入しており、一定額の範囲内までしか保証されないものや親会社だけ投資家保護基金に入っていて保障されるが、日本人投資家に提供しているマイナー国の会社には適用されないものが少なくありません。
完全に形で信託保全を行っているのは、現時点でAXIORYのみなのです。
「約定力」の高い海外FX業者を検討している方におすすめする海外FX業者
FXトレードの経験値が高ければ高いほど
という方が増えてきます。
スプレッドが、0.5pipsでも、1.0pipsでも、安定して勝てるトレード戦略が固まっている投資家からすると、それ以上に重要なのは「狙ったタイミングで確実に、迅速に約定すること」なのです。
トレード戦略が確実に実行できれば勝てるのですから、そこで「スリッページが発生したり」「約定に時間がかかる」ことの方がデメリットととらえているのです。
約定力の高さは
- どれだけ多くのリクイディティプロバイダーを採用しているか?(注文の流し先があるか?)
- 約定スピードの速さ(取引サーバーの性能、注文するパソコンとの距離)
がポイントになります。
当サイトでは、「スプレッド」と同じように「約定スピード」を各海外FX業者のリアル口座かつ同環境で5分置きに測定しています。
約定スピード比較
海外FX口座 | 取引手数料 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 米ドル/ユーロ | ポンド/円 | 豪ドル/円 | カナダドル/円 | 豪ドル/米ドル |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AXIORY | 無料 | 0.356ms | 0.348ms | 0.355ms | 0.333ms | 0.339ms | 0.341ms | 0.345ms |
LAND-FX | 無料 | 0.376ms | 0.379ms | 0.378ms | 0.370ms | 0.377ms | 0.370ms | 0.346ms |
TitanFX | 無料 | 0.446ms | 0.434ms | 0.421ms | 0.409ms | 0.418ms | 0.443ms | 0.406ms |
FBS | 無料 | 0.539ms | 0.533ms | 0.538ms | 0.536ms | 0.542ms | 0.530ms | 0.527ms |
BigBoss | 無料 | 0.554ms | 0.543ms | 0.521ms | 0.528ms | 0.527ms | 0.525ms | 0.499ms |
XM | 無料 | 0.555ms | 0.549ms | 0.542ms | 0.530ms | 0.552ms | 0.540ms | 0.547ms |
IronFX | 無料 | 0.712ms | 0.712ms | 0.709ms | 0.715ms | 0.726ms | 0.720ms | 0.703ms |
平均値/STP | – | 0.736ms | 0.661ms | 0.650ms | 0.645ms | 0.660ms | 0.663ms | 0.648ms |
GEMFOREX | 無料 | 0.742ms | 0.550ms | 0.521ms | 0.550ms | 0.515ms | 0.585ms | 0.583ms |
TitanFX_ECN | 3.5ドル | 0.883ms | 0.955ms | 0.886ms | 0.930ms | 0.995ms | 0.953ms | 0.885ms |
HotForex | 無料 | 0.979ms | 0.980ms | 0.959ms | 0.934ms | 0.950ms | 0.943ms | 0.963ms |
Traderstrust | 無料 | 1.949ms | 1.945ms | 1.970ms | 1.911ms | 1.978ms | 2.006ms | 1.968ms |
となっています。
「約定スピードの速さ」で比較するのであれば
米ドル/円:0.356ms
口座の種類 | ナノ口座/MT4/ECN |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.30 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 0.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 0.60 |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
約定力 | 約定率:99.97% スリッページ平均:0.039pips 約定スピード:202.42m/sec |
最低入金額 | 2万円相当 |
がおすすめです。
「上級者」「大口顧客」の方におすすめしたい海外FX業者
海外FXのトレードで数十万円の投資資金で、十分に稼げるという投資家におすすめしたい海外FX業者は
口座の種類 | セント口座/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.20 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 2.20 |
最大レバレッジ | 2000倍 |
約定力 | |
最低入金額 | 0円 |
です。
ポイントは
です。
スプレッドはそれほど狭いわけではありませんが
- アラームマネージャー(ALARM MANAGER)
- 接続(CONNECT)
- 相関行列(CORRELATION MATRIX)
- 相関トレーダー(CORRELATION TRADER)
- Excel RTD
- マーケットマネージャー(MARKET MANAGER)
- ミニターミナル(MINI TERMINAL)
- センチメントトレーダー(SENTIMENT TRADER)
- セッションマップ(SESSION MAP)
- ステルス注文(STEALTH ORDERS)
- ティックチャートトレーダー(TICK CHART TRADER)
- トレードターミナル(TRADE TERMINAL)
と言った高度なMT4追加アプリが用意されていて、高度なトレードが可能になります。
また、VPSサーバーも無料で利用できるため、高い約定力でトレードできますし、通貨ペアやCFD商品数も多いため、トレードの選択肢が格段に広がるのです。
海外FX業者を選ぶときに知っておくべき注意点
注意点その1.海外FX業者の信頼性の判断は、年々難しくなっている!
元々は
- 日本の国内FX業者 → 日本の金融監督庁(金融庁)からライセンスを受けて営業
- 海外FX業者 → 本社のある国の金融監督庁からライセンスを受けて営業
しているスタイルだったので、
金融庁のウェブサイトに
無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について
という形で、ほぼ主要な海外FX業者の名前が掲載されてしまっているのですが、
当然、日本、アメリカ、英国、オーストラリア・・・世界各国で金融監督庁のライセンス付与の条件には違いがあり、監査の厳しさにも、違いがあるので、一概に「金融ライセンスを持っていれば、安心なFX業者」とは言い切れないのですが、それでも「無登録」で営業している海外FX業者と比較すれば、金融ライセンスありで営業する海外FX業者が圧倒的に安全なのは間違えないのです。
しかし、昨今、日本の金融庁は、世界各国の金融監督庁に働きかけて「日本人顧客へのサービス提供をしている貴国のFX業者に日本人顧客へのサービスを停止してほしい。」と圧力をかけ続けているため
海外FX業者は
- 日本以外の顧客へのサービス → 今まで通りの外国の金融ライセンス(FCA、CySECなど)
- 日本在住の日本人顧客へのservice → マイナーな国(セーシェル、ベリーズなど)に子会社を作ってサービス提供
する形を取っています。
海外FX業者の信頼性を判断するためには
- 親会社がきちんと金融ライセンスを保有しているか?
- 日本人顧客への事業歴が長いか?
をチェックしなければならないのです。
なかなか、英語の理解力が低かったり、海外FXを利用しはじめる段階の投資家には、この判断がつきにくいと思いますが、当サイトの情報などを参考にしたうえで「親会社の金融ライセンス」「事業歴」という視点で、海外FX業者をチェックすることは、覚えておきべき事項なのです。
安全性・信頼性の高い海外FX業者はこちら
注意点その2.海外FX業者を使ったからと言って、税金を払わないで良いわけではない!
と勘違いしている投資家の方も少なくないのですが
これは完全な間違えです。
国税庁のウェブサイトには
所得税法で、「居住者」とは、日本国内に「住所」があるか又は現在まで引き続いて1年以上「居所」がある個人をいいます。
居住者(非永住者を除く)は、所得が生じた場所が国の内外を問わず、そのすべての所得についてわが国において所得税を納める義務があります。
つまり
ということを意味しています。
海外FXで利益が出た場合は、日本に税金を納めなければならないのです。
海外FXで利益が出た場合の税金の計算方法は、確定申告書の作り方など下記を参考にしてください。
どうやって国税庁は、海外FX業者の利益を把握するの?
海外FX業者のある国と日本は「租税条約」「租税情報交換条約」「税務行政執行共助条約」を締結するケースが増えています。
- 香港
- セントビンセント及びグレナディーン諸島
- ケイマン諸島
- イギリス領ヴァージン諸島
- バミューダ
- マルタ
- キプロス
などの国です。
条約があるのですから、日本の金融庁や国税庁が海外FX業者や顧客資産がある銀行に情報開示を求めた場合、おいそれと断ることはできないのです。
海外FX業者が情報の提示を拒んだとしても、その国にある銀行が情報を開示することは間違えないため、結局お金の流れは掴まれてしまうのです。
- 「海外FXなら利益が出てもバレないだろう。」
- 「海外FXなら利益を申告しなくても、大丈夫だ。」
というのは、間違えですのでやってはいけません。脱税行為として、重加算税や刑事罰が科される可能性もあります。
合法的に海外FXの税金を払わないで済む方法はあるの?
どうしても、海外FXの税金を払いたくないのであれば「非居住者」になる必要があります。つまり、「移住」です。
「日本」と「外国」両方に滞在している場合には「客観的事実」に基づいて、どちらに納税するべきか?が決まります。
- 1年間の滞在日数
- ビザ
- 賃貸など生活拠点の契約
などの情報に基づいて、国税庁が判断するのです。
海外FXで儲けるための心得
海外FXで利益を出すためには
と筆者は考えております。
結局のところ、
安定して稼げるトレード手法が身に着いていなければ
まあ、意味がないのです。時間の差があっても、資金が枯渇して終わってしまいます。
まずやるべきことは
- 自分に合った使い勝手の良い海外FX業者を見つけて
- 自分に合ったトレード手法を見つけて
- 小ロットで利益が安定して出せる状態を作り出す
ということです。
ここが安定してさえくれば
- ロット数を増やして → 利益を増やす
- トレードコストの安い海外FX業者を探して → 利益を増やす
- 約定力の高い海外FX業者を探して → 利益を増やす
- プロ口座、VIP口座に切り替えて → 利益を増やす
- CFDや仮想通貨へ投資範囲を広げて → 利益を増やす
・・・
などの展開はいろいろな方法が考えられます。
しかし、先に「絵に描いた餅」ばかり想像していても、らちが明かないのです。
重要なことですので、もう一度言いますが
海外FXで利益を出すために
- 自分に合った使い勝手の良い海外FX業者を見つけて
- 自分に合ったトレード手法を見つけて
- 小ロットで利益が安定して出せる状態を作り出す
ということを考えるべきです。
当サイトでも、トレード手法を実際にトレードしながら、紹介しているので参考にしトレードしてみてはいかがでしょうか。
「海外FX業者って、本当に信用できるの?」
「海外FX業者にどんな違いがあるの?」
「おすすめの海外FX業者を教えてください。」
・・・