やはり、海外FXに興味を持った方が一番はじめに思う不安というのは「日本語が通じるのか?」「英語ができなくても利用できるのか?」「英語ができなくてもサポートが受けられるのか?」という点です。今回は、「日本語対応」で一番おすすめの海外FX業者について解説します。
海外FX業者の「日本語対応」の状況
海外FX業者で日本語対応が必要なものには
- サポート対応
- ウェブサイト(マイページ含む)
- トレードプラットフォーム
- その他の教育コンテンツ(セミナー、チュートリアル動画、取引ツール)
の4つがあります。
一つずつ現状について解説します。
日本人サポートの現状
日本語対応してもらわないと困るサービスの一番手が「サポート対応」です。
- トレードプラットフォームの使い方がわからない
- トレードプラットフォームの設定がわからない
- 入金がうまくいかない
- 出金がうまくいかない
- ログインがうまくできない
- 口座のサーバーに接続できない
- 身に覚えのない取引がある
- ボーナスが付与されていない
- 口座が凍結された
- 作りたい口座の情報が欲しい
- 両建てをしても良いのか、確認したい
など
このときに利用するのが「サポート」です。
日本人顧客の受け入れをOKとしている海外FX業者の多くは、日本人の社員やスタッフを雇用しています。
これらの日本人スタッフは、海外FX業者の本社(金融ライセンスがある本社ではなく、実際の運営部隊がいる本社)の国(キプロスやオーストラリア、香港など)にいる、現地在住の日本人です。
日本人の多い国に本社がある海外FX業者は、日本人スタッフの採用に困ることがないので、日本人スタッフを2名~3名日本人顧客のサポート対応用に雇用しているのです。
当然、日本人の方がある程度の知識を持って対応してくれるので、大きく不便さを感じることはありません。
日本人の場合は、思いやりやおもてなし、責任感などが強い方が多いので、安心してサポートに連絡することができます。
「日本人サポート」の注意点
日本語が話せる外国人のサポートに注意
日本人スタッフの採用が難しい国(日本人が少ないロシアなど)では、日本語が話せる外国人が日本人のサポート対応をするケースがあります。
日本人スタッフの数に注意
日本人スタッフが2名~3名の海外FX業者だと、日本人のサポート要員は、1人か2人です。
当然、平日24時間対応ができないので、ある時間帯に問い合わせをすると、外国人が英語、もしくはgoogle翻訳を使った日本語で「今は日本人スタッフがいないので、時間をおいて連絡してください。」「今は日本人スタッフがいないので、後ほど返信します。」というような回答がきます。
チャット問い合わせなどを利用して、即時レスポンスが欲しい場合に、長ければ半日程度回答を待つ必要が出てきてしまいます。
ウェブサイト(マイページ含む)の日本語対応の現状
海外FX業者のウェブサイト(マイページ含む)の役割は
- その海外FX業者のサービスの情報を入手する
- 口座開設をする
- マイページで入金・出金・残高管理をする
- トレードプラットフォームをダウンロード、ログインする
- その海外FX業者独自のサービス、教育コンテンツを利用する
- トレード条件、取引条件、ボーナス条件を確認する
というものがあります。
当然、日本語しかできない日本人投資家にとっては、「完ぺきな日本語化を期待したいもの」の一つです。
海外FX業者のウェブサイトの日本語対応は
- 完全に日本語対応をしている海外FX業者
- 利用規約、トレード規約などの規約系以外は日本語対応をしている海外FX業者
- 公開されているページは英語、管理画面は日本語という海外FX業者
- 日本語対応をしていない海外FX業者
の大きく分けて4種類あります。
一番多いのは
- 利用規約、トレード規約などの規約系以外は日本語対応をしている海外FX業者
です。
これであれば、規約を読まない投資家にとっては、ほぼ不自由なく、日本語でウェブサイトを閲覧、利用することができます。
「規約も日本語に訳せば良いのに?」と思う方も多いと思いますが
ケースが多いため、
- 量が多い
- 更新の頻度も多い
規約系の文章の日本語訳は、後回しになってしまい、手を付けられていない海外FX業者が多いのです。
それでも、規約で気になる点があれば、日本人スタッフに問い合わせれば良いだけですので、このタイプの海外FX業者であれば、問題なく、日本語でウェブサイトを活用できるのです。
意外とトレード条件の良い海外FX業者も多い
- 公開されているページは英語、管理画面は日本語という海外FX業者
というパターンもあります。
その国の金融監督庁に対して
とアピールするために、ウェブサイトの公開されているページは、英語で、日本語対応をあえてしないケースもあるのです。
このような海外FX業者でも
- 管理画面は、日本語
- サポートは、日本人
ですので、口座開設さえしてしまえば、後は、それほど日本語の不自由さはなく、海外FXでトレードすることが可能です。
注意しなければならないのは、公開されているページが英語だと、英語ができない投資家にとっては、海外FX業者のサービスや口座に関する情報がわからないため、口座開設に至らずにあきらめてしまうケースが多いのです。
「ウェブサイト」の日本語対応の注意点
少なからず英語表記はでてきてしまう!
比較的規模の大きい、世界展開している海外FX業者を利用すると
- 入金・出金のプラットフォームだけ英語
- ボーナスの利用規約だけ英語
- トレードコンテストの利用規約だけ英語
- アナリストのレポートのみ英語
という一部日本語対応していないものも出てきてしまいます。
この場合の対応策としては
- chromeの日本語翻訳で、ある程度の内容を把握する
- より知りたいことがある場合は、日本人サポートに聞く
という方法があります。
トレードプラットフォームの日本語対応の現状
基本的に海外FX業者で利用するトレードプラットフォームは
- MT4
- MT5
- cTrader
ぐらいです。
これらのトレードプラットフォームは、日本語対応しているので、問題なく、日本語でトレードが可能です。
トレードプラットフォームの日本語対応の注意点
外国製のインジケーターやEA
一部、海外製のインジケーターやEAを使う場合には、説明や設定が英語表記になっているので、注意が必要です。
教育コンテンツ(セミナー、チュートリアル動画、取引ツール)の日本語対応の現状
オートチャーティストなどのトレードサポートツールは、英語が基本となっていて、日本語対応していないもの少なくありません。
基本的には、単語レベルものですので、大きな問題はありませんが、間違った設定にしないように注意が必要です。
また、ウェビナーやアナリストレポートも英語のみのものが少なくありません。
例:HotForex
ウェビナー
アナリストレポート
オートチャーティスト
教育コンテンツ、トレードツール、アナリストレポートなどに興味を持って、海外FX業者を選ぶ前に「そのコンテンツやツールは、日本語対応しているのか?」という点をチェックしておく必要があります。
「日本語対応」で海外FX業者を選ぶ条件
その1.日本人スタッフが多く在籍している海外FX業者を選ぶ
基本的に日本人スタッフの有無が重要なポイントとなります。
通常のサポート対応でも、出金できないなどのトラブルがあったときでも、「日本語で日本人に相談できる」という環境が、大きな安心材料となるからです。
とくに日本人スタッフは
- おもいやり
- 気配り
- 丁寧さ
- 責任感
と言ったものを、ある程度は誰でも持っているので、安心してサポートしてもらうことができます。
また、日本人スタッフの人数にも注目する必要があります。
日本人担当者1名体制という海外FX業者の場合
- その日本人が辞めてしまったら、急に日本語対応ができなくなる
- 日本語でサポートしてもらえる時間が限られてしまう(いないときは対応できない)
のですから、
その2.日本人向けのサービスの事業歴の長い海外FX業者を選ぶ
必然的に
日本人向けのサービスの事業歴が長い
→ 日本人スタッフが多い可能性がある
→ 今まで日本人投資家にサービス提供してきて問題が起きていない
→ 日本人投資家のサポート対応のノウハウがある
ことを意味します。
その3.日本語対応が徹底している海外FX業者を選ぶ
日本語対応していないことが多いのは
- 教育コンテンツ(動画、セミナー、アナリストレポート)
- 利用規約
- 入金、出金ページ
- 独自のトレード支援ツール
です。
海外FX「日本語対応」で一番おすすめの海外FX業者はこれだ!
海外FX「日本語対応」で一番おすすめの海外FX業者は「XMTrading」です。
XMTrading
約定力 | 99.35%を1秒以内に約定 執行率100% リクオート・注文拒否なし |
信託保全 分別管理 | 2万EURまで信託保全(キプロス口座) 保険にて上限あり一部信託保全(セーシェル口座) |
ロスカットレベル証拠金維持率 | 20%以下 |
取引システム | MT4 MT4ウェブトレーダー MT5 MT5ウェブトレーダー |
通貨ペア数 | 57通貨ペア |
口座通貨 | USD,EUR,JPY |
口座の種類 | マイクロ口座/STP | スタンダード口座/STP | ゼロ口座/ECN | KIWAMI極口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 5ドル | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.50 | 1.50 | 0.00 | 0.60 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 | 1.60 | 0.10 | 0.70 |
最大レバレッジ | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 500倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) |
最低取引通貨 | 10通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 500円相当 | 500円相当 | 500円相当 | 500円相当 |
チェックポイント
在籍する日本人スタッフの人数
変動するので、明確に何名という回答があるわけではありませんが、以前質問したときは「20名ぐらい」ということでした。
海外FX業者の中でも、最も日本人が働いている海外FX業者と言って、過言ではありません。
事業歴
- 2009年から日本人投資家へのサービス提供を開始
海外FX業者の中でも老舗であり、日本人投資家が50万人以上利用している海外FX業者のため、日本人スタッフの数も億、サポート対応のノウハウも十分に保有しています。
日本語対応の徹底度
規約
- 個人情報保護方針 → 日本語
- クッキーに関する方針 → 日本語
- 契約条件 → 英語
ウェビナー → 日本語(日本人講師)
アナリストレポート → 日本語(デイリーマーケット分析ビデオ)
シグナル → 日本語
「日本語対応」だけ、を重視するのであれば「XMTrading」の一択と言っていいでしょう。
次点では「GEMFOREX」をおすすめします。日本人スタッフの在籍人数だけは、XMTradingに劣りますが、日本人が立ち上げた海外FX業者ですので、日本のFX業者と変わらない徹底した日本語対応ができています。
デメリットは、営業時間は、平日の10時~17時と若干短く設定されている点です。
GEMFOREX
口座の種類 | オールインワン口座/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.20 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.20 |
最大レバレッジ | 1000倍 |
約定力 | 99.79%を0.78秒以内に約定 |
最低入金額 | 100円相当 |
- 日本人スタッフ:複数名在籍
- 日本人向けのサービス提供歴:2010年(日本人が立ち上げた会社)
- 利用規約、ガイドラインなど:日本語
- 自動売買、コピートレード:日本語
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