海外FX歴10年のプロが「海外FXのレバレッジ」を完全解説。レバレッジ規制、レバレッジ比較のコツ、レバレッジで海外FX業者の選び方

man
「海外FX業者のレバレッジは、どうして高いの?」
「レバレッジの高さでおすすめの海外FX業者を教えてください。」
「海外FX業者のレバレッジを比較する際には何に気を付ければ良いの?」

国内FX業者は「レバレッジ規制」によってレバレッジが制限されていますが、海外FX業者は「レバレッジ規制」の対象外であり、ハイレバレッジトレードができることで多くの日本人投資家にも利用されています。では、海外FX業者のレバレッジの実態はどうなっているのでしょうか?レバレッジ規制、レバレッジ比較のコツ、レバレッジで海外FX業者の選び方などを丁寧に解説します。

海外FXレバレッジ比較

人気ランキング海外FX業者名口座の種類スプレッド種類最小スプレッド
米ドル/円
平均スプレッド
米ドル/円
最大レバレッジ約定力
1位
XMTrading
スタンダード口座/STP変動1.501.60888倍(~2万ドル)
200倍(2万ドル~)
100倍(10万ドル~)
99.35%を1秒以内に約定
執行率100%
リクオート・注文拒否なし
8位
FBS
スタンダード口座/STP変動1.002.003000倍95%以上のオーダーが0.4秒以内に執行
24位
FXPRIMUS
ECNプレミア口座/ECN変動0.400.6030倍
7位
VANTAGEFX
スタンダード口座/STP変動0.201.50500倍執行率99.99%

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国内FX業者と海外FX業者のレバレッジの違いは「レバレッジ規制」が理由

国内FX業者と海外FX業者のレバレッジの違いは「レバレッジ規制」が理由 国内FX業者と海外FX業者のレバレッジの違いは「レバレッジ規制」が理由

元々は、国内FX業者も、海外FX業者のサービスを代理販売するところからはじまっています。以前は、国内FX業者も、海外FX業者のサービスを日本人投資家に提供していたのです。

そのため、国内FX業者も、海外FX業者の影響を色濃く受けていて、「レバレッジ規制」以前は、国内FX業者も、海外FX業者も、同じように

  • レバレッジ100倍
  • レバレッジ200倍
  • レバレッジ500倍
    ・・

と、「レバレッジの大きさ」を競って顧客獲得競争をしていたのです。

国内FX業者は、2011年にレバレッジ規制が導入されたことによって、個人投資家の最大レバレッジは25倍となり、国内FX業者と海外FX業者には大きな「レバレッジの差」が生まれてしまったのです。
レバレッジ規制以前
  • 国内FX業者:レバレッジ400倍~500倍が相場
  • 海外FX業者:レバレッジ400倍~500倍が相場
バレッジ規制後
  • 国内FX業者:レバレッジ25倍
  • 海外FX業者:レバレッジ400倍~500倍が相場

レバレッジ規制とは?

レバレッジ規制とは

金融庁が国内FX業者に対して行う「証拠金維持率を4%以上にする(レバレッジを最大25倍にする)」規制のこと

を言います。

  • 2009年5月29日:「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令(案)」等の公表
  • 2010年8月1日:(個人)最大レバレッジ50倍の規制
  • 2011年8月1日:(個人)最大レバレッジ25倍の規制
  • 2016年6月14日:金融商品取引業等に関する内閣府令の改正
  • 2016年6月14日:(法人)レバレッジ変動制(50倍前後)為替リスク想定比率により算出

という流れで、レバレッジ規制が適用されました。

「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令(案)」等の公表では

外国為替証拠金取引(FX取引)については、最近、内外の金利差が縮小してきていること等から、店頭取引・取引所取引ともに、高レバレッジ化が進展してきています。

高レバレッジのFX取引については、

(1)顧客保護(ロスカットルールが十分に機能せず、顧客が不測の損害を被るおそれ)
(2)業者のリスク管理(顧客の損失が証拠金を上回ることにより、業者の財務の健全性に影響が出るおそれ)
(3)過当投機

の観点から問題があると考えています。

ということが理由となって、「レバレッジ規制」が導入されたのです。

当時は、FXトレードで稼ぐ億万長者が出てきたことにより、FXトレードの人気に火がついて、2007年ごろから、急激にFXの取引高が上昇していた時期です。

FX年間取引高の推移
FX年間取引高の推移

出典:矢野経済研究所

さらにレバレッジ規制は、ここにとどまるわけではなく

  • 2018年2月12日:日経新聞が「FX規制強化へ 金融庁、証拠金倍率10倍に下げ」と報道
FX年間取引高の推移

と、より高いレバレッジ規制が金融庁では検討されていたのです。

このレバレッジ規制の10倍への引き下げは、市場関係者の反対で見送られました。

朝日新聞によると

FX年間取引高の推移

市場関係者らに意見を求めたところ「25倍でも海外より低い」「少額で投資を楽しめる魅力がなくなる」などと反対意見が続出。業者の健全性を調べる特別検査(ストレステスト)の頻度を高める代わりに、レバレッジの上限は25倍のまま据え置く方針に改めた。

とあるように

これ以上レバレッジ規制を強化することで、国内FXをする人がいなくなることを、市場関係者が一番危惧していたということが書かれています。

「金融庁は、なぜ、これほどまでにレバレッジ規制を導入したいの?」

teacher
いろいろな理由がありますが、「投資家保護」という観点で導入したいわけではありません。

あくまでも推察ですが

ロスカット未収金を減らしたい

レバレッジが大きければ大きいほど、ロスカットが間に合わなくなって、証拠金以上に投資家が損をする「ロスカット未収金(口座残高がマイナス残高になる状態)」が発生します。これは投資家のFX業者に対する借金となります。多くの投資家が借金を背負うことになると、社会問題になるため、このリスクを回避するためにレバレッジ規制を導入したと考えられます。

※海外FX業者の場合は、ロスカット未収金があっても、追証ゼロサービスがあるため、ロスカット未収金は、海外FX業者が補填するので、投資家の借金にはなりません。

FXトレードよりも、株式投資にお金を使って欲しいという思惑があるから

FXトレードは為替の売買であり、「買い」も「売り」もできるので、実体経済への影響は大きくはありません。しかし、多くの個人投資家が株式投資に同じ資金を投入した場合、株式投資では「買い」でポジションを持つ方が多くなるので、株価が上がって、日本の上場企業の時価総額が上がり、景気が上向く可能性があると考えているのではないでy草加。

くりっく365の利用を増やしたいから

レバレッジ規制10倍の導入時に検討されたのは「店頭FXのみにレバレッジ規制10倍を適用する」というものでした。これは、金融庁からくりっく365に天下りした役人が多く、店頭FXのレバレッジを制限すれば、取引所取引の「くりっく365」に顧客が流れることを意図したものとうわさされています。

teacher
このような背景があり、金融庁はレバレッジ規制を推し進めているのです。決して顧客保護の観点ではないのが現状です。

「金融庁のレバレッジ規制は、海外FX業者には適用されないの?」

適用されません。

レバレッジ規制が規定される「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令(金商業等府令)」というのは、

第一章 総則
2 この府令において「第一種金融商品取引業」、「第二種金融商品取引業」、「投資助言・代理業」、「投資運用業」、「有価証券等管理業務」、「投資助言業務」、「有価証券の元引受け」又は「有価証券関連業」とは、それぞれ法第二十八条に規定する第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業、有価証券等管理業務、投資助言業務、有価証券の元引受け又は有価証券関連業をいう。

とあるように

  • 第一種金融商品取引業
  • 第二種金融商品取引業
  • 投資助言・代理業
  • 投資運用業
  • 有価証券等管理業務、投資助言業務、有価証券の元引受け又は有価証券関連業

に該当する日本国内の業者が対象となります。

日本国内でFX業を展開するためには、金融商品取引法施行後は、第一種金融商品取引業もしくは第二種金融商品取引業の登録が必要になりました。

第二種金融商品取引業、第二種金融商品取引業がないと日本国内では、FX業を営むことができないのですから

このレバレッジ規制は、日本国内のFX業者すべてに適用される

ことがわかります。

金融庁というのは、日本の金融監督庁であり、日本で営業活動をするFX業者に対して、法律で規制をすることができるのです。

しかし、

外国にあるFX業者に規制を強要することはできません。

これは、日本の飲食店には、厚生労働省が保健所や消防署への届け出するように強制できますが、海外の飲食店には、まったく影響力がないのと同じです。

日本の金融監督庁である金融庁が定める「レバレッジ規制」には、海外FX業者への強制力はまったくないのです。

※外国に本社があっても、日本法人を作って、第二種金融商品取引業、第二種金融商品取引業の登録をして、日本でFX業を営む業者には、レバレッジ規制は適用されます。

金融庁ができることは、海外FX業者を使わないように注意喚起するだけなのです。

「金融庁のレバレッジ規制は、海外FX業者には適用されないの?」

海外FX業者のレバレッジ比較のコツ

海外FX業者のレバレッジ比較のコツ

レバレッジは、400倍以上あれば、それほど変わらない!他の要素で海外FX業者を比較すべき

勘違いする投資の初心者も多いのですが

10万円の資金があり、1ドル=100円で米ドル/円でトレードするときに

  • レバレッジ25倍 → 250万円分(2.5万通貨)のポジションを持てる
  • レバレッジ1,000倍 → 1億円分(100万通貨)のポジションを持てる

のですが、実際にこれだけのポジションを持って、トレードをするわけではありません。

レバレッジ1,000倍で、1億円分(100万通貨)のポジションを持ってしまったら、為替レートが0.1pips予想と逆方向に動いただけで、ロスカットされてしまいますので、現実的ではないのです。

ハイレバレッジのメリットは

  • 同じポジションを持っても、ロスカットまでの猶予が長くなること

なのです。

国内FX業者のロスカットまでに許容される最大損失額

投資資金:10万円
保有ポジション:1万通貨
取引通貨ペア:米ドル/円
為替レート:1ドル=100円
ロスカットレベル(証拠金維持率):100%
レバレッジ:最大25倍

取引証拠金 = 為替レート × 取引量 ÷ レバレッジ
100円 × 1万通貨 ÷ 25倍 = 4万円

ロスカットまでに許容される最大損失額 = 10万円 - 4万円 = 6万円

海外FX業者(XMTrading)のロスカットまでに許容される最大損失額

  • 投資資金:10万円
  • 保有ポジション:1万通貨
  • 取引通貨ペア:米ドル/円
  • 為替レート:1ドル=100円
  • ロスカットレベル(証拠金維持率):20%
  • レバレッジ:最大888倍(XMTrading

取引証拠金 = 為替レート × 取引量 ÷ レバレッジ
取引証拠金 = 100円 × 1万通貨 ÷ 888倍 = 1,126円

最大許容損失額 = 10万円 - 20% × 1,126円 = 9万9,775円

海外FX業者(AXIORY)のロスカットまでに許容される最大損失額

  • 投資資金:10万円
  • 保有ポジション:1万通貨
  • 取引通貨ペア:米ドル/円
  • 為替レート:1ドル=100円
  • ロスカットレベル(証拠金維持率):20%
  • レバレッジ:最大400倍(AXIORY

取引証拠金 = 為替レート × 取引量 ÷ レバレッジ
取引証拠金 = 100円 × 1万通貨 ÷ 400倍 = 2,500円

最大許容損失額 = 10万円 - 20% × 25,00円 = 9万95,00円

海外FX業者(FBS)のロスカットまでに許容される最大損失額

  • 投資資金:10万円
  • 保有ポジション:1万通貨
  • 取引通貨ペア:米ドル/円
  • 為替レート:1ドル=100円
  • ロスカットレベル(証拠金維持率):20%
  • レバレッジ:最大3000倍(FBS

取引証拠金 = 為替レート × 取引量 ÷ レバレッジ
取引証拠金 = 100円 × 1万通貨 ÷ 3000倍 = 333円

最大許容損失額 = 10万円 - 20% × 333円 = 9万9,933円

国内FX業者の25倍と、400倍以上の海外FX業者を比較すると、「最大許容損失額」が大きな差があり

海外FX業者の方が資金のギリギリまで、ロスカットされずにポジションを持ち続けられるので、相場が回復した場合に損失を回避できる可能性が高くなる

のです。

しかし、レバレッジが400倍以上になってくると、「最大許容損失額」の差は少なくなってきます。

レバレッジは400倍以上あれば、トレードをするのに十分

なのです。

海外FX業者をレバレッジで比較する際に注意しておきたいのは

レバレッジは400倍以上あれば十分。400倍をクリアしていれば、後は「スプレッド」「約定力」などを重視して海外FX業者を比較すべき

なのです。

高いレバレッジ設定のおすすめ海外FX業者

最大レバレッジ:3,000倍
口座の種類スタンダード口座/STP
取引手数料
(pips換算:片道)
0.00
最小スプレッド
米ドル/円
1.00
平均スプレッド
米ドル/円
2.00
最大レバレッジ3000倍
約定力95%以上のオーダーが0.4秒以内に執行
最低入金額1万円相当
最大レバレッジ:1,000倍
口座の種類オールインワン口座/STP
取引手数料
(pips換算:片道)
0.00
最小スプレッド
米ドル/円
1.20
平均スプレッド
米ドル/円
1.20
最大レバレッジ1000倍
約定力99.79%を0.78秒以内に約定
最低入金額100円相当
最大レバレッジ:1,000倍
口座の種類スタンダード口座/STP
取引手数料
(pips換算:片道)
0.00
最小スプレッド
米ドル/円
1.60
平均スプレッド
米ドル/円
1.60
最大レバレッジ1000倍(~2万ドル)
500倍(2万ドル~)
約定力0.29秒以内に99.46%の約定
最低入金額100円相当
最大レバレッジ:888倍
約定力99.35%を1秒以内に約定
執行率100%
リクオート・注文拒否なし
信託保全
分別管理
2万EURまで信託保全(キプロス口座)
保険にて上限あり一部信託保全(セーシェル口座)
ロスカットレベル証拠金維持率20%以下
取引システムMT4
MT4ウェブトレーダー
MT5
MT5ウェブトレーダー
通貨ペア数57通貨ペア
口座通貨USD,EUR,JPY
口座の種類マイクロ口座/STPスタンダード口座/STPゼロ口座/ECN
取引手数料
(片道)
無料無料5ドル
最小スプレッド
米ドル/円
1.501.500.00
平均スプレッド
米ドル/円
1.601.600.10
最大レバレッジ888倍(~2万ドル)
200倍(2万ドル~)
100倍(10万ドル~)
888倍(~2万ドル)
200倍(2万ドル~)
100倍(10万ドル~)
500倍(~2万ドル)
200倍(2万ドル~)
100倍(10万ドル~)
最低取引通貨10通貨1,000通貨1,000通貨
最低入金額500円相当500円相当1万円相当

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おく先生

FX(海外FX中心)・バイナリーオプション・不動産投資など、投資歴10年、ほぼ投資だけでご飯を食べています。FXを中心として、様々な投資関連の情報を実際に実行しながら発信します。1000万円単位の失敗投資もたくさんしています。 FX資産額:3,000万円 保有不動産:2億円・7戸(戸建て中心) 借金:0円