と、海外FXに興味があるけど、不安を感じてデモ口座の開設を検討している投資家もいるかと思います。しかし、実際には海外FXにはデモ口座というのは不要なのです。その理由を解説します。
海外FXのデモ口座とは?
海外FXのデモ口座とは
を言います。
日本のFX会社のデモ口座と同じように、海外FX業者もデモ口座を用意しています。
デモ口座は、リアルマネーでトレードするものではなく、仮想のお金でトレードするものですので、損をすることなく、FXトレードを試すことができます。
仮想マネーですので、お金は一切かかりません。
海外FXのデモ口座開設の手順
XM(エックスエム)のデモ口座開設の手順
その1.デモ口座登録ページに行く
その2.個人情報を入力する
- 氏名
- 居住国
- 都道府県・市
- 電話番号
- Eメール
- 希望言語
ポイント
電話番号は、頭の「0」をとって「+81」をつけます。
090-0000-0000 → +819000000000
03-0000-0000 → +81300000000
その3.デモ口座の取引口座情報を入力する
取引プラットフォーム
- MT4
- MT5
口座タイプ
- スタンダード
- XM Zero
口座通貨
- EUR(ユーロ)
- USD(米ドル)
- JPY(日本円)
レバレッジ
- 1,000倍
- 500倍
- 400倍
- 300倍
- 200倍
- 100倍
- 66倍
- 50倍
- 25倍
- 20倍
- 15倍
- 10倍
- 5倍
- 3倍
- 2倍
- 1倍
投資額
- 1,000
- 3,000
- 10,000
- 25,000
- 50,000
- 100,000
- 500,000
- 1,000,000
- 5,000,000
ポイント
何を選んでも構いませんが、実際にトレードをすることを前提として同じ設定にすることをおすすめします。
その4.口座パスワードを入力する
その5.メールが届く
件名:XMTrading へようこそ
========================
Eメールをご確認下さい。
XMのデモ口座を開設頂き誠に有難うございます。
登録プロセスを完了するにはこちらをクリックしてください。
Eメールの確認が済みますと、登録プロセス時に作成したパスワードと割り当てられたMT4のIDを使用して、弊社プラットフォームからデモ口座でのお取引を開始していただくことができます。
Eメールアドレスをご確認下さい。
========================
その6.「Eメールアドレスをご確認下さい。 」をクリックする
メールアドレスの認証なので
「Eメールアドレスをご確認下さい。 」をクリックします。
認証が完了します。
その7.取引プラットフォームをダウンロードする。
- MT4
- MT5
のどちらかをダウンロードして、インストールします。
その8.取引プラットフォームにログインする
届いているメールを確認します。
件名:XMTrading へようこそ
========================
XM へようこそ
現実の市場条件の下でお客様の取引スキルを無リスクでお試ししていただくためにXMデモ口座 をお選びいただき、誠にありがとうございます。
お客様のMT4のID: ********. ご希望のXMのMT4プラットフォームからサーバーXMTrading-Demo 3にログインしてください。
ご登録時に作成したパスワードを用いて、お好きなプラットフォームからデモ口座でのお取引を開始していただけるようになりました。
========================
- MT4のID
- デモ口座のサーバー名
を確認して、登録時に決めたパスワードを入れてログインします。
その9.デモトレード
デモトレードが可能になりました。
海外FXデモ口座開設には意味がない理由
ここまでデモ口座の開設方法を解説していきましたが・・・・
実は、海外FXではデモ口座を開設する意味がありません。
その理由を解説します。
理由その1.海外FX業者の取引プラットフォームはどれも同じ
日本国内のFX業者の場合は、取引プラットフォームがFX業者ごとに異なります。
そのため、デモ口座を開設して、取引プラットフォームの使い勝手を試してみることは重要なFX業者選びのポイントになります。
しかし、海外FX業者の場合は
どの業者でも、ベースは「MT4/MT5」です。
取引プラットフォームの使い勝手は、海外FX業者ごとに差がないのです。
差がないのですから、わざわざデモ口座で使い勝手をテストする必要がありません。
理由その2.デモ口座とリアル口座はサーバーが違うのでスプレッドや約定力のテストにはならない!
という方もいます。
一理ありますが
デモ口座とリアル口座では
- サーバーが違う
- 利用している投資家の数が格段に違う
- 営業用にデモ口座の方のスペックを上げているケースがある
ため、デモ口座とリアル口座では、トレード環境は一致しないのです。
ということも往々にしてあるのです。
- デモ口座は、期間限定でテストしたい投資家だけが利用するもの
- リアル口座は、日常的にトレードをする投資家が利用するもの
ですから、デモ口座の方が利用するアクティブにトレードする投資家の数が格段に少なく、約定力も高くなってしまうのです。
理由その3.海外FX業者を比較するときにチェックするべきなのは「信頼性」「サービス対応力」
海外FX業者を比較するうえで重要なポイントは
- 出金がスムーズにできるかどうか?
- 担当者が日本人で言語的に不自由がないかどうか?
- トラブル時のサポート対応のリアクションスピードや対応力
- リアル口座でのスプレッドや約定力
・・・
です。
理由その4.デモ口座はお金がかかっていないのでリアル口座と同じトレードはできない
FXトレードでは、心理的なストレスも、大きくトレード結果に影響を与えます。
同じトレード手法を採用していたとしても
- 仮想マネーでトレードするとき
- リアルマネーでトレードするとき
では、判断に大きな違いが出てくるのです。
理由その5.いつまでも無期限でデモ口座は利用できない
基本的にデモ口座は期限が決められているものがほとんどです。
XM(エックスエム)の場合
デモ口座はどれくらいの期間使用できますか?
XMTradingでは、デモ口座に有効期限を設けておりませんので、期間制限なくご利用いただけます。 最後のログインから90日間以上ご利用のなかったデモ口座は閉鎖されます。その後は、いつでもまた新たにデモ口座を開設いただけます。最大5個の有効なデモ口座を同時にご利用いただけます。
となっているため、利用を続けていれば無期限でデモ口座を利用できますが、90日以上利用がない場合には口座が閉鎖され、デモ口座も利用できなくなってしまいます。
理由その6.海外FXならお金をかけずにリアル口座でテストできる
海外FXには「ボーナス」というサービスがあります。
海外FXのボーナス中にも
入金不要の口座開設ボーナス
というものがあり、これであれば
があるのです。
リアル口座開設で、数千円分の無料でトレードできるボーナスが付与されるので、
お金をかけずに
利益が出た場合には出金できる
形でトレードできるのです。
しかも、海外FXであれば、レバレッジを500倍以上に設定できるので、数千円~1万円程度のボーナス額であったとしても、取引ロットを0.01ロット(1000通貨)に設定すれば、かなりの回数のトレードがボーナス分だけでできることになります。
例えば
- レバレッジ:500倍
- ボーナス額:1万円
- 取引ロット:1000通貨
- ロスカットレベル証拠金維持率:20%
- 取引通貨:米ドル/円 1ドル=100円
であれば、約600pipsの負けまで耐えることができます。
注意点
入金不要の口座開設ボーナス自体は、出金することができません。ただし、そのボーナス額を証拠金としてトレードをして得た利益分は出金することができます。
無制限とまではいきませんが、お金をかけずにリアル口座で十分なテストが可能なのです。
無料なのにお金を得られる可能性があります。
入金不要の口座開設ボーナスがある海外FX業者
約定力 | 99.35%を1秒以内に約定 執行率100% リクオート・注文拒否なし |
信託保全 分別管理 | 2万EURまで信託保全(キプロス口座) 保険にて上限あり一部信託保全(セーシェル口座) |
ロスカットレベル証拠金維持率 | 20%以下 |
取引システム | MT4 MT4ウェブトレーダー MT5 MT5ウェブトレーダー |
通貨ペア数 | 57通貨ペア |
口座通貨 | USD,EUR,JPY |
口座の種類 | マイクロ口座/STP | スタンダード口座/STP | ゼロ口座/ECN | KIWAMI極口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 5ドル | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.50 | 1.50 | 0.00 | 0.60 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 | 1.60 | 0.10 | 0.70 |
最大レバレッジ | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 500倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) |
最低取引通貨 | 10通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 500円相当 | 500円相当 | 500円相当 | 500円相当 |
口座の種類 | スタンダード口座/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.00 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 2.00 |
最大レバレッジ | 3000倍 |
約定力 | 95%以上のオーダーが0.4秒以内に執行 |
最低入金額 | 1万円相当 |
海外FX業者を決める正しい手順
その1.入金不要の口座開設ボーナスがある海外FX業者のリアル口座を開設する
まず、海外FX自体の経験がない方は、「入金不要の口座開設ボーナスがある海外FX業者」を選んで、リアル口座の開設をします。
その2.ボーナス分で各種テストを行う
取引プラットフォームのテスト
- MT4/MT5
- cTrader
など、その海外FX業者の提供している取引プラットフォームをテストしてみます。
トレードのテスト
- レバレッジ → 最大の設定
- 取引量 → 最小の設定(0.01ロット=1000通貨)
に設定して、可能な限り小さくトレードをできる設定にして、トレード回数を確保します。
スプレッドや約定力のテスト
実際にトレードをしたうえで
- スプレッドが狭いのか?広いのか?
- 約定力が高いのか?低いのか?
をチェックします。体感による比較でも構いませんが、海外FXでは変動スプレッドが採用されているため、時期によってスプレッドが動きます。スプレッドの大小や約定力を表示するインジケーターなども駆使して、スプレッドや約定力を確認しましょう。
サポート対応のテスト
リアル口座の利用で何か聞きたいことを質問してみます。
質問方法はメールやチャット問い合わせが基本になりますが、チャット問い合わせがおすすめです。
- すぐにレスポンスがあるかどうか?
- 対応してくれるのが日本人かどうか?
を確認にします。
その3.少額のリアルマネーを入金してトレード
ボーナス分でのトレードで不具合がなければ、少額のリアルマネーを入金して、トレードします。
ここからは、自分のお金をかけるので本番です。
- 入金、出金がスムーズにできるのか?
をチェックした上で、トレードを継続します。
その4.慣れてきたら、検討する海外FX業者の幅を広げる
ここまでは
- 入金不要の口座開設ボーナスがある海外FX業者
と選択肢が狭い中でのテストでした。
しかし、海外FXに慣れてくれば
- 入金不要の口座開設ボーナスがない海外FX業者も検討できる
- 英語だけの海外FX業者でも対応できる
- スプレッドの狭さが重要
- 約定力の高さが重要
- 信託保全が重要
というように、見るべきポイントも変わってきます。
その5.複数の海外FX業者を併用して運用する
一つの口座でトレードをするのは危険です。
なんらかの理由で急激な相場変動が予想されるときに、一つの口座だけだと「システムダウンでトレードできない」となったときに対応できないからです。
複数の海外FX業者を併用していれば、一つの業者が利用できなくなっても、反対のポジションを持つことで急激な相場変動リスクを回避することができます。
また、信託保全が義務付けられていない海外FX業者では、1つの業者で最大の資金を預けることはリスクが高いことにもなります。トレード手法や使用するインジケーター、EAによって、海外FX業者も、上手に使い分けることをおすすめします。
初心者におすすめの海外FX口座はこちら
まとめ
海外FXでは、デモ口座を開設する意味がありません。
なぜなら、海外FXには入金不要の口座開設ボーナスがあるため
- お金を一切かけずに
- リアル口座でテストができる
からです。
しかも、口座開設ボーナスでトレードして出た利益は出金することも可能です。
海外FX業者を決める正しい手順は
- 入金不要の口座開設ボーナスがある海外FX業者の口座開設をする
- 口座開設ボーナスを利用して使い勝手をいろいろな側面からテストする
- 少額のリアルマネーを入金し、入金・出金の使い勝手もテストする
- 海外FXに慣れたら、海外FX業者の比較検討の幅を広げる
- 複数の海外FX業者を併用してリスクヘッジする
という形になります。
「海外FXのデモ口座ってどうなの?」