株価指数投資というのは、主要な株価に連動する「株価指数」に対して投資をするトレード方法のことを言います。株価指数投資は、初心者にもおすすめできるトレードです。今回は、より株価指数投資をお得にする方法として「海外FX業者を使った株価指数投資のメリットデメリット」を丁寧に解説します。
株価指数投資とは?
株価指数とは?
を言います。
主要な株価指数
日経平均株価指数(日経平均・日経225)
- 東証一部上場企業を中心とした225銘柄の株価をもとに算出される株価平均型の株価指数
東証株価指数(TOPIX)
- 東証一部上場企業すべてを対象とした時価総額加重型の株価指数
ダウ工業株30種平均(NYダウ)
- ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している30銘柄を対象にしている株価平均型の株価指数
S&P500種指数(S&P500)
- ニューヨーク証券取引所やナスダック等に上場する、代表的なアメリカ企業500社で構成された時価総額加重型の株価指数
ナスダック100指数
- ナスダックに上場する、金融銘柄を除く、時価総額上位100銘柄の時価総額加重型の株価指数
FTSE100種総合株価指数
イギリスのロンドン証券取引所に上場されている時価総額上位100銘柄で構成される時価総額加重型の株価指数
株価指数投資とは?
一般的な株式投資というのは、ドコモ、トヨタ、Google、Appleのように個別銘柄の株式を売買するものですが
- 株価指数に対して投資をする
ということもできるのです。
- 株価指数に対しての投資 = 株価指数投資
と言います。
株価指数投資は、初心者投資家におすすめ!
株価指数投資というのは、初心者におすすめの投資方法です。
例えば、日経平均株価(日経225)でトレードする場合
- 個別の銘柄の情報・業績を追う必要がない
- 日本経済が上昇するか?下降するか?のシンプルな判断でトレードできる
- 日本の株式投資を少しずつ購入していることになり、分散投資と言える
- 株式は国が成長する中で、必ず上昇していくため、多少の変動はあっても、長期保有なら負けない
からです。
日経平均株価の長期チャート
東証株価指数(TOPIX)
ダウ工業株30種平均(NYダウ)
どの株式指数を見ても、国は成長するものですので、長期保有していれば、まず負けることが難しいものなのです。
- バブル崩壊
- リーマンショック
- 東日本大震災
- 新型コロナウィルス
株価指数投資をする選択肢
株価指数投資をする選択肢には
- CFD取引(証拠金取引)
- 先物取引
- 投資信託(ETF)
の3つの方法があります。
簡単に特徴を比較すると
比較項目 | CFD取引(証拠金取引) | 先物取引 | 投資信託(ETF) |
---|---|---|---|
取引期限 | なし | 1カ月 | なし |
配当 | あり | なし | あり |
取引時間 | 平日ほぼ24時間 | 8:45〜15:15、16:30〜5:30 | 平日ほぼ24時間 |
売り取引 | 可能 | 可能 | 不可能 |
レバレッジ | 10倍~20倍 | 20倍~30倍 | 2倍 |
となっています。
この中で最もおすすめできるのが「CFD取引(証拠金取引)」です。
株価指数投資で「CFD取引(証拠金取引)」をおすすめする理由
理由その1.取引期限がない
先物取引の場合は「取引期限(1カ月)が設定されています。
先物取引は、「特定の商品」を、「予め決められた日(期日)」に、「予め取り決めた価格」で受渡しすることを「契約」する取引ですから「期限(限月)」が設定されているのです。
つまり、満期があるので、自分の好きなタイミングで決済できない(満期前の決済は可能)のです。
理由その2.「売り」から入れる
「CFD取引(証拠金取引)」は、FXトレードのように「買いポジション」「売りポジション」どちらでも持つことが可能です。
新型コロナウィルスショックのような株価の暴落の局面でも、利益出せる可能性があるのです。
「買い」「売り」どちらのポジションでも取れるので、勝てる可能性が高くなるのです。
理由その3.レバレッジがかけられる(少額の投資額でも大きく稼げる可能性がある)
CFD取引は「証拠金取引」のことを意味するのでレバレッジをかけてトレードすることができます。
ただし、国内CFD業者の場合、金融庁のレバレッジ制限によって、最大レバレッジが下記の通り制限されています。
- 株式CFD = 証拠金維持率:20%以上 (レバレッジ 5倍以下)
- 株価指数CFD = 証拠金維持率:10%以上 (レバレッジ10倍以下)
- 債券先物CFD = 証拠金維持率: 2%以上 (レバレッジ50倍以下)
株式CFDは、最大レバレッジ10倍が国内CFD業者の基準となります。
理由その4.平日24時間トレードが可能
CFD取引は、月曜日の朝から土曜日の朝まで、平日はほぼ24時トレードが可能です。
トレード時間が限られる「先物取引」と比較すると、会社員の方など、時間が限られる方でも、トレードしやすい特徴があります。
まとめ
日経225・NYダウ等などの株価指数投資をするのであれば
- 取引期限がない
- 「売り」から入れる
- レバレッジがかけられる(少額の投資額でも大きく稼げる可能性がある)
- 平日24時間トレードが可能
という点で「CFD取引(証拠金取引)」をおすすめします。
株価指数投資で「CFD取引(証拠金取引)」をするなら、海外FX業者がおすすめ!
株価指数投資の場合「CFD取引(証拠金取引)」がおすすめと言いましたが、「CFD取引(証拠金取引)」をする方法として
- 国内CFD業者(国内の証券会社)でトレードする方法
- 海外CFD業者(海外のFX業者)でトレードする方法
の2つがあります。
海外CFD業者(海外FX業者)の方が、国内CFD業者(国内の証券会社)よりも、有利な条件で「CFD取引(証拠金取引)」ができるのです。
理由その1.スプレッドが狭い
FXトレードの場合は、海外FX業者と国内FX業者を比較すると
- 国内FX業者 → スプレッドが狭い
- 海外FX業者 → スプレッドが広い
という状況ですが
CFD取引(証拠金取引)の場合は、海外FX業者と国内FX業者を比較すると
- 国内FX業者 → スプレッドが広い
- 海外FX業者 → スプレッドが狭い
と逆転していることが多いのです。
実際に現在時刻(2020年3月16日)のスプレッドを見てみると
GMOクリック証券
BID:17,811円
ASK:17,841円
スプレッド:30円
XM
BID:17,727円
ASK:17,739円
スプレッド:12円
TitanFX
BID:17,450.4円
ASK:17,475.6円
スプレッド:25.2円
LAND-FX
BID:17,230円
ASK:17,255円
スプレッド:25円
AXIORY
BID:17,139円
ASK:17,155円
スプレッド:16円
ですから、
理由その2.レバレッジが大きい!
前述した通りで、国内CFD業者のCFD商品のレバレッジは
- 株式CFD = 証拠金維持率:20%以上 (レバレッジ 5倍以下)
- 株価指数CFD = 証拠金維持率:10%以上 (レバレッジ10倍以下)
- 債券先物CFD = 証拠金維持率: 2%以上 (レバレッジ50倍以下)
と規制されているため
株式CFDは、最大レバレッジ10倍です。
海外CFD業者(海外FX業者)の最大レバレッジは、500倍のものもあります。
日経225だけで見ても
- XM 最大レバレッジ:200倍
- TitanFX 最大レバレッジ:500倍
- AXIORY 最大レバレッジ:100倍
- LAND-FX 最大レバレッジ:500倍
と、圧倒的に高いレバレッジを利用できます。
前述した通りで、初心者の方は、長期保有による長期トレードをお勧めするため、それほど高いレバレッジをかける必要性はないのですが
- バブル崩壊
- リーマンショック
- 東日本大震災
- 新型コロナウィルス
など、あきらかに日本経済が失速するタイミングでは、「売り」ポジションでレバレッジをかけた短期トレードでも、十分な利益を出すことができるのです。
理由その3.強制ロスカットされにくい!
GMOクリック証券
株価指数CFD
取引時間終了時点の時価評価総額が、必要証拠金額を下回っていた場合(証拠金維持率が100%を下回った場合)追加証拠金が発生します。
XM
必要証拠金率 0.5 %
つまり、
10万円の資金で8万円のポジションを持った場合
GMOクリック証券
- 総資産が8万円を切ってしまった(含み損が2万円を超えた)場合に強制ロスカットされる
XM
- 総資産が400円を切ってしまった(含み損が9万9600円を超えた)場合に強制ロスカットされる
のですから、どちらが有効に強制ロスカットを回避して、ポジションを持ち続けられるかはあきらかです。
長期保有であっても、レバレッジをかける以上回避しなければならないのは「強制ロスカット」です。「強制ロスカット」に遭ってしまえれば、そこで損失が確定されてしまうからです。
海外CFD業者(海外FX業者)は、証拠金維持率が以上に低いため、多少の価格の下落でも、「強制ロスカット」を回避できるメリットがあります。
理由その4.入金ボーナスを使えば証拠金を引き上げられる!
国内CFD業者(証券会社)になくて、海外CFD業者(海外FX業者)にあるものは
です。
入金ボーナスは、入金した金額に対して、ボーナス証拠金が与えられるもので、ボーナス証拠金自体は出金できませんが、ボーナス証拠金で得た利益は出金できる仕組みとなっています。
入金ボーナス:100%の海外CFD業者(海外FX業者)で10万円入金したら
でトレードできることになります。
入金ボーナスで、証拠金が増えるのですから
- レバレッジを大きくかけられる
- より、証拠金維持率が低くなる
メリットがあり、利益を出しやすくなるのです。
まとめ
国内CFD業者(国内の証券会社)よりも、海外CFD業者(海外のFX業者)で「CFD取引(証拠金取引)」をする方が
- スプレッドが狭い
- レバレッジが大きい!
- 強制ロスカットされにくい!
- 入金ボーナスを使えば証拠金を引き上げられる!
という点でおすすめできるのです。
株価指数投資でおすすめの海外CFD業者(海外のFX業者)
評価する点は
- 長期保有が前提になるため、海外CFD業者(海外のFX業者)の信頼性の高さ
- スプレッドの狭さ
- 入金ボーナスの有無
の3点です。
レバレッジなどは、海外CFD業者(海外のFX業者)であれば、十分に高いものですので、評価条件には入れていません。
1位.XM(エックスエム)
比較項目 | 内容 |
---|---|
信頼性 | セーシェル金融庁(FSA)の金融ライセンスを取得、10年以上の事業歴、日本人投資家が最も利用している海外FX業者 |
スプレッドの狭さ | 日経225:12円 |
入金ボーナスの有無 | 100%入金ボーナスあり |
約定力 | 99.35%を1秒以内に約定 執行率100% リクオート・注文拒否なし |
信託保全 分別管理 | 2万EURまで信託保全(キプロス口座) 保険にて上限あり一部信託保全(セーシェル口座) |
ロスカットレベル証拠金維持率 | 20%以下 |
取引システム | MT4 MT4ウェブトレーダー MT5 MT5ウェブトレーダー |
通貨ペア数 | 57通貨ペア |
口座通貨 | USD,EUR,JPY |
口座の種類 | マイクロ口座/STP | スタンダード口座/STP | ゼロ口座/ECN | KIWAMI極口座/STP |
取引手数料 (片道) | 無料 | 無料 | 5ドル | 無料 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.50 | 1.50 | 0.00 | 0.60 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 | 1.60 | 0.10 | 0.70 |
最大レバレッジ | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 500倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) | 1000倍(~2万ドル) 200倍(2万ドル~) 100倍(10万ドル~) |
最低取引通貨 | 10通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
最低入金額 | 500円相当 | 500円相当 | 500円相当 | 500円相当 |
2位.AXIORY(アキシオリー)
比較項目 | 内容 |
---|---|
信頼性 | IFSC の金融ライセンスを取得、全額信託保全を採用 |
スプレッドの狭さ | 日経225:16円 |
入金ボーナスの有無 | ボーナスなし |
口座の種類 | ナノ口座/MT4/ECN |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.30 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 0.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 0.60 |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
約定力 | 約定率:99.97% スリッページ平均:0.039pips 約定スピード:202.42m/sec |
最低入金額 | 2万円相当 |
3位.LAND-FX(ランドエフエックス)
比較項目 | 内容 |
---|---|
信頼性 | 英国FCAの金融ライセンスを取得、10年以上の事業歴 |
スプレッドの狭さ | 日経225:25円 |
入金ボーナスの有無 | 100%入金ボーナスあり |
口座の種類 | スタンダード口座/MT4/STP |
取引手数料 (pips換算:片道) | 0.00 |
最小スプレッド 米ドル/円 | 1.10 |
平均スプレッド 米ドル/円 | 1.60 |
最大レバレッジ | 400倍(~10万ドル) 300倍(~20万ドル) 200倍(20万ドル~) |
約定力 | 約定率:99.97% スリッページ平均:0.039pips 約定スピード:202ms |
最低入金額 | 2万円相当 |
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